【軍服などの資料と写真を展示】

終戦記念日を前に、戦争と善通寺との関わりを紹介する「平和を願う善通寺の戦争展」が11日、香川県善通寺市文京町の市立図書館で始まった。9月28日まで。
戦争を二度と起こさないため、悲劇を次世代に語り継ごうと初めて企画。同館や市郷土資料館などが所蔵する写真や軍服などの資料約200点を展示している。
企画は「日露戦争」「太平洋戦争」の2部構成。日露戦争では、映画にもなった二〇三高地の戦場に出征した旧陸軍第11師団(同市駐屯)と、金倉寺に寄宿した初代師団長の乃木希典将軍にスポットを当てた。
太平洋戦争では、真珠湾攻撃や広島への原爆投下で発生したきのこ雲など、生々しい戦場の光景を写真で伝えている。同市生野町にあり、終戦までに延べ約5千人の捕虜が収容された善通寺俘虜(ふりょ)収容所についてもコーナーを設け、施設内での捕虜の生活や市民との交流の様子を紹介している。【四国新聞より】
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