
ブレーキを取り外した自転車で公道を走ったとして、香川県警は17日、道交法違反(制動装置不良)の疑いで、2人に刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を県内で初めて交付した。「いけないと分かっていたが、格好良いのでやった」。摘発を受けた男子大学生はそう話す。昨年2月には東京都内でブレーキのない競技用自転車に女性がはねられ死亡する事故が起きている。危険と知りつつ、自転車のブレーキを外す若者が後を絶たない。
■映画の題材に
4、5年前から若い世代を中心に、競輪選手らが競技用に使用する「ピスト」と呼ばれる自転車の愛用者が急増している。シンプルなデザインが特徴で、ブレーキが装着されて販売価格は3万~20万円程度。
ニューヨークでブレーキ未装着の自転車が流行し、それを題材にした映画が製作されたことなどから、日本でも「格好良い」と自分でブレーキを外して乗る人が増えているという。
高松市内のスポーツタイプの自転車販売店の店主は「ファッション感覚で乗るのはやめてほしい。ブレーキのない自転車は売らないし、取り外しも絶対にお断り」と語気を強める。
■止まれぬ構造
ピストは、ペダルを踏み込んだ力をロスなくタイヤに伝えるため、ギアは一つで固定。トップスピードが維持できるように、車体にカーボンやアルミニウムを用いて通常の自転車の約3分の1に軽量化しており、世界トップ級の選手なら時速70キロ超、一般人でも同40キロ程度が出せるという。
別のスポーツ自転車店の店主は、ピストは制動距離が通常の自転車の2~3倍必要と説明。ブレーキなしで止まるにはペダルを逆向きに回し、後輪をロックさせて滑りながら止めるが、「すぐには止まらない。街乗りに使うならブレーキ装着は当然」とする。
■違反者は一部
ブレーキ付きのピストに乗っている高松市の40代の男性は「ペダルを通じて、自転車を操っている感じが伝わってくるのが魅力。ブレーキを外した一部の人のために、ピストは危険というイメージが広がるのは我慢できない」と訴える。
県警によると、県内ではこれまでにピストが原因となる交通事故は確認されていない。だが、自転車交通に詳しい香川大教育学部の高倉良一教授は、自転車があふれている県内の道路で「通常の自転車とはスピードが異なる上、ブレーキを外していて即座に止まれない自転車が同じ道を走ると事故の危険性は高まる」と指摘する。県警は重大事故を引き起こしかねない、ブレーキなしのピストなどを徹底的に取り締まる方針だ。【四国新聞より】
全国的に取り締まっているようです。
お笑い芸人が捕まった事が返って存在を広める事になったみたい。
その後にブレーキを取り外した人もいるようですし。
香川県じゃいないだろうと思ってたらしっかりいました。
田舎とか都会とか関係無くなってきている。
高松市の一部では自転車道が出来ていますが、商店街は全のく無法地帯、たまに高松の商店街を歩くと怖い。
しかし善通寺の場合は、道路の真ん中を超スローで自転車に乗ってるお年寄りが怖い。右に寄るのか、左に寄るのか分からない。
そして今、善通寺を騒がしているのがバイク(バイスク~でなく)です。深夜に轟音を響かせ走ってます。
暴走族というのではなく、1、2台が走っているのですがとにかくうるさいのです。
先日も、仕事帰りに警察に止められていたのを見ましたが、翌日もブンブンいわしてました。
以前、警察の方と話す機会があり『どうにかなりませんか』とお願いしたところが、補導すると未成年の場合が多く親を呼んで注意となる。これが何度か続くと親の方が『少年院でも刑務所でも好きにしてください』となる事もあり、未成年は取り締まりが難しいとの事でした。
私も気持ちは解るけど、そちらの都合には合わせられないと言いましたが。。。
怪我人が出てからでは遅いのです。
高田渡さん「自転車にのって」既出ですが
自転車にのって歩きたいから。。。自転車ってこんな感じで乗るものだったはず。