Nyancoin Bakery / 江都屋

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2006年10月28日 21時06分01秒 | ヨタ話/写真
 
 10月26日、スタジオダックにて
 三代目春駒 小林一彦氏のライブ

 ライブを見に行くのは、例えて言うなら焚火にあたりに行くようなものか。それに対しCDは、火に例えるならばライターやガスコンロなどの無機的な、一定の大きさで燃え、消えればすぐに冷える、そういうものだろうか。

 ミュージシャンは、火なのだ。暗がりの中で一人スポットライトを浴びている姿が炎っぽく見えるということもあるけれど、そういうこととは違い比喩的に、この世の何かを照らし、燃やす火なのだろう。いい歌を聞くと体温が上がるってこともある。心もまた温まる。ミュージシャンに限らない、アーティストというのはそういうふうに、人に影響を与えるエネルギー体なのか。

 そんなようなことをライブ中考えていた。この日の小林氏は、抱えたギターやウクレレと体が一体となった「別種の生命体」状態だった。あるいは「鈴虫」。
(「鈴虫」について。以前、小林氏が、師匠である豊田勇造氏のギターを弾き歌う姿を体とギターが一体になった「鈴虫」のようだと表現したことがあったのだ)

 前後編あわせて2時間弱のライブがあっという間に終わる。心の中の何かヨカラヌものが燃やされたような心持ちだ。いや、実際に燃えてしまったのだろうと思う。

 そんなわけで、まだ小林氏の音楽に触れたことのない人は、ぜひ、まあ騙されたと思って聞きに行ってみるがよろし。ということでした。

関連リンク:
Far East Lounge 三代目春駒小林一彦公式HP
*この日のライブについては屈折日報の10月26日付もあわせてごらんください。
*CDの試聴もできますよ。コチラからどうぞ。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鈴虫 ()
2006-11-05 02:25:53
なるほど、「鈴虫」にはそういう意味があったのですね♪
確かに体の一部になってますねー
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Unknown (江都屋黄金丸)
2006-11-05 10:04:15
そーなんです。この日のライブ、特に「その男ヨシオ」のときの一体感は、見ていて唖然とするほどでしたよ。
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焚火鈴虫 ()
2006-11-05 17:53:35
トラバありがとうございます。
改めてみると、この4コマの写真、焚火をイメージされてるような…
ギターが鈴虫の羽のように見えてきますね♪
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Unknown (江都屋黄金丸)
2006-11-06 22:42:36
たしかに、焚火っぽくもありますね。でもさすがに携帯のカメラでそれを狙っては撮れませんで、やっぱりこれはスタジオダックの照明のおかげではないかと、思うところです。
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