池袋が特に好きというわけでもないのだけれどね。ちょっといい雲が撮れたので。
所用(猫を見に行ったりとか)で実家に寄った帰り道、都電に乗り途中下車をしふらふら歩くと池袋方面に行き着く。写真の場所は、いわゆる(いわゆらんでも)サンシャインシティの裏手あたり。巣鴨プリズン跡地…という解釈でよいのだろうか。よいのだろうな、きっと。歴史には疎いワタクシゆえ間違っていてもご勘弁願う。各自Googleなりなんなりしてくだされ。
もちろんのことサンシャインシティから池袋駅にかけては嫌になるほど華やかで賑やかな街ではあるのだが、その裏手はというと一瞬戸惑うほど空が広かったりするのだ。この場所の他にもこういうことはあり、それは東京の魅力のひとつではあろうと思っている。あまり俗っぽい言葉を出すのは好きではないのだが「東京には空がない」なんていう有名な言葉がある。この言葉を発した人はいったい東京の空のどこを見てそんなことを言ったのだろうかと不思議になる。あるのだ、空は。東京にだってどこにだって。
昨年の地震からこちら、節電やら省エネやらエコロジカルな動きやらのせいもあるのか、夜空が明らかにきれいになった。夜勤なんかもしているおかげで、夜中に空を見る機会が世間の平均よりは多いのでよくわかる。いやそりゃね、どこぞの田舎のお空に比べたらお粗末な夜空かもしれないけどさ、東京の夜空だって捨てたものではないなあと近頃本当に思うのだよね。
ではもう一枚。池袋の雲を。
おまけ:冷凍スルメイカ
(Twitterにも書いたが)この冷凍スルメイカでもって何やら完全犯罪が為され得るのではないかと考えてしまい、買い物しながら気が気ではなかった。
懸命なる皆様方にあっては、冷凍スルメイカがどれほど固く鋭く尖っていようとも、そんな不埒な考えに囚われることはなかろうと思うのだが…?