Nyancoin Bakery / 江都屋

当ブログは引っ越しました。→ http://blog.livedoor.jp/edoyakogane/

ぼぐらい(追記アリ)(さらに追記アリ)

2009年01月08日 03時55分44秒 | ヨタ話/写真
(注:この記事は勘違いが元で書かれています。)

 夜遅くに小説を読んでいて「薄ぐらい」という字の読みが一瞬わからず(いや、真夜中のことだもんで頭ボンヤリしてたのよ)、少し間を置いて、これは「うすぐらい」と読むのだなとわかったが、どうもしっくりこない。「うすぐらい」の「うす」はちょっと違う字で、「簿」は「ぼ」と読むのではなかったか。そうだ、これは学期末にもらう「つうしんぼ」の「ぼ」ではなかったかしら、これでは「ぼぐらい」と読めてしまうぞ、とかなんとか思いながらケータイで文字を打って変換してみる(職場にいるんで手元に辞書がないのだ)。なんと意外なことに「うすぐらい」の「うす」も、「つうしんぼ」の「ぼ」も、どちらも「簿」だったのである。こんなことに今更気づくなんて…。が~ん。

 読み方がわかったので無事に小説を読み進めることができるのはよいのだが、どうも腑に落ちないのは、「通信簿」の「簿」だ。あれはたしかに薄っぺらい二つ折りの紙ではあったけど、それを「簿」の字で表すのもなんだかなぁ…な気がするぞ。あるいはこの文字にはさらに深い意味合いもあるのだろうか。ナゾは深まるばかりである。ううむ。

… … … … … … … … … … …



*追記:Yahoo辞書で調べてみた。
    「書き付けをした薄い竹のふだ。帳面。」とある。ナルホドね、納得。

*さらに追記:ちょいと、とんでもなく勘違いをしていたようだ。今朝方、カノジョから俺の勘違いを指摘するメールが届いたのである。それでようやく気がついた。ついでに一気に目が覚めた。

 そもそも薄暗い場所で眠い頭で小さい文字の文庫本を読み、さらに小さい文字の携帯電話で文字の確認をした(しようとした)ところから勘違いが生じていたもので、文字を大きくするとよく分かるのである。

 薄ぐらい通信簿である。
 前者は草かんむりで、後者は竹かんむり。同じ文字ではなかったのだ。深まるナゾも何もあったものではない。

 ちょっとした確認ミスがさらに思考力を固着させてしまったようだ。いけませんな。

 (弁解するならば、その小説に「薄ぐらい」ではなく「薄暗い」と書かれていれば違和感なく読めたのにな、とも思う。必要な漢字は必要なだけ使って欲しいものだ。その作者なりの意図があってそう表記したのだとは思うのだけれど)

2nd blog   mixi   mail form