新しいことを受け入れようとしない、個人でも団体でも同じです、仕事でも生活習慣でも勉強のやり方等何でも変化を受け入れようとしないで今まで通りでいたいと
何か良いアイデアでも皆を動かすには相当の努力を要します
楽に変えていくには人の意識を変えることに着目すると速いです
その変える内容が一定の人数の意識に達すると全体が変わる現象があります
百匹目の猿という言葉を過去に聞いたことがあるという方も結構いらっしゃると思います
聞いたことがない方にご説明しますとあるところに猿が一万匹近くいまして食べ物を洗って食べる猿が百匹目に達した時他の猿も一斉に洗って食べるようになりました、これは人間ではなく猿ですが(笑)
人間の意識の変化を見ますと、例えば今何処にでもある横断歩道橋ですが出来た経緯があります、学童の列に何度も車が突っ込み死傷者が多くなったのですがなかなか対策が取られませんでした、しかし後をたたないので横断歩道橋を設置することになるのですが、この出来た時期を学者が調べると生命の危険を国民全体の十万人に一人の割合に達すると生命を維持する意識が働き始め行動を起こすそうです、ここでは横断歩道橋を作ろうという対策でした、この場合は10万人に一人の割合です
企業研修等でこの公式を使います、従業員全員を一人一人変えるのはとてつもないエネルギ―が要ります、この楽に皆を変える公式は瞑想という技法です、組織の総人数の割合で瞑想の実践する人数が変わります、100人の組織ですと25人で一万人の組織ですと百人に瞑想をしていただくと他の方は瞑想しなくとも全体の人に変化が現れて来ます、企業研修効果は売上が上がる等の効果はありますが会社全体が前向きになり雰囲気が良くなります、企業にとって大事なことです
町都市の人の意識も変えることが出来ます、こちら主催の研修や国際会議等で皆で瞑想を行いますと幾つかのデ―タがとれます(例えば3日から3週間単位)、例えばワシントンDC(人口は約70万人)での会議(参加者は約1万人で会議のある日一日に2回瞑想しました、3週間の長い会議でした)中警察に協力を頂き犯罪率交通事故率を調べましたら通常月より犯罪率30%交通事故率40%減少していました
という具合です、変化を起こさせるには変化を起こす人が必要ですがこのように数十万人単位に影響を与えるのに1%の人が変わると全体の人の意識に変化をもたらします
氷が凍る時まず全体の1%の部分が凍るとたちどころに全体が凍ります、水が氷という固体に相転移する時の説明でした
この公式を勿論悪い方向に使われないように警戒しておくことは必要です
なかなか個人個人は動こうと変化しようとしませんが人の集合意識を変えることによって重い腰も軽々と動かすことが出来ます
新しい時代は色々と変化します、皆がしていると自然に新しいことを受け入れることが出来るようになるものです