精神を故障して当院を訪れる馬は相変わらず多い。 無理もない 彼らを評価する尺度は“足の速さ”だけ。 足は遅いが高跳びはうまい 足は遅いがソリを引くのはうまい 足は遅いがゲームは得意 足は遅いが会話は得意 そんな事には価値がない。 優秀さのバロメータは何故か、“足の速さ”だけなのだ。 そんな奇妙な定規に支配される社会に居て自分の存在意義を 見失う子が増えている。 そして疲れて走れなくなった馬に手を 差し伸べる事も許されていない。 心優しい事、思いやりのある事に意味がないのなら・・・・ みんな厩舎の窓ガラスを割りたくもなるんだろう。 ♪ 今俺にあるものは 意味なく思えて戸惑っていた
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