Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

喪中はがきを出したあとに

2023-11-19 08:38:10 | えとせとら

                     

今年の渋柿。全部で349個の収穫でした。

干し柿にするのが常ですが、そのほとんどを相方が皮をむいて、干して、そして食べています。

でもさすがに全部をやるのは大変だし、干す場所もありません。なのでご近所さんや友人知人にお分けして、手元に残した70個の皮を相方は昨夜せっせとむいていました。

この干し柿作業には私は一切かかわらないことにしています。干し柿、そんなに好きじゃないんです。ドライフルーツ全体的に甘みが強いのでほぼ食べませんが、この干し柿に

クリームチーズを挟んだものは大好き。我が家の干し柿は色黒に出来上がりますが、クリームチーズの白との色合いもなかなかいいんですよ。

このところチーズが値上がりしたのであまり買わなくなっていますが、干し柿が出来上がる頃には久しぶりに買ってこようかな。

 

さて、今年は義母の喪中ということで、月曜に喪中はがきを投函しました。11月半ばくらいまでに届くのがマストだと考えたので。

すると金曜には、私の母方のいとこおじからお供えが送られてきました。亡くなった義母とは血縁はありませんが、6年前に亡くなった義父ががんの手術をしたとき、担当医に

声掛けをしてくれたり(担当医が学生だった当時の先生だったそうな)お見舞いにも来てくれたこともあって、それ以後年賀状のやりとりをしてきました。

多分喪中はがきを出すと何か送ってくるだろうな、と予想はしていましたけど、やっぱりね。

驚いたことに、90を超えたお歳にも関わらず、ご自分でデパートへ出かけて送ってくださっていました。週に1度とか2度とか、仕事に行くと以前手紙に書いてあったけれど、

送り状の筆跡は間違いなくいとこおじのもの。まだ矍鑠としているのでしょうね。

そしてその前、畑から帰宅した水曜のこと。

固定電話に着歴のランプが点いていたので確認すると、見慣れない携帯で1回、そして県外と思われる固定電話の番号で2回着信がありました。

検索してもセールスなどの怪しげな番号ではなさそうなので、まず相方の仕事関係や親戚知人の住所録で調べてみると、あら。私の若い頃の職場の先輩の電話番号でした。

帰宅したばかりで、しかも夕方のバタバタの時間帯ではあったけれど、こういうのは早いに越したことはない、と早速電話。数十年ぶりにおしゃべりしました。

聞くところによると、私の次姉からも喪中はがきが届いて、そこに兄と長姉が亡くなったこと、そして私のほうの義母の喪中はがきと立て続けだったので、なんだか胸騒ぎがしたから

古い電話帳にあった私の固定電話の番号へかけたとのこと。

私の喪中はがきには兄たちのことはあえて書かなかったんですが、まさか次姉が先輩にずっと年賀状出していたなんて、知らなかったな。

それにしても多分30年ぶりくらいにおしゃべりしたけれど、全然そんなブランクを感じさせない会話でした。先輩は私より一回り年上なんですが、相変わらず頭も舌の回転も速くて。

思えば義母は先輩の年齢のときには初期の認知症症状が出ていましたけど、先輩はまだ無縁の様子。

いとこおじにしても先輩にしても、年齢を重ねてからのお手本にしたいところ。そしてこうして気にかけてもらえて、本当にありがたいことだなと思ったのでした。