10日ほど前になりますが、この前畑に行っていたときのこと。相方のスマホが鳴ったので見ると、義母が入所している特養からでした。
また熱でも出したのだろうかなどとちょっと心配しながら電話に出ると(相方は畑作業だったか草刈りで外)、いつもお世話になっているケアマネージャーの
Aさんの感じの良い声がしました。
何の用かと思っていると、職員のひとりにコロナの陽性反応が出た、という話。
確か去年、まだ義母が特養に正式に入る前のショートステイのときにも一度、職員のひとりが感染したことがありましたが、これだけ感染が拡がっていて、
しかも感染力の強い変異株が主流になっているからには、いずれはそういうこともあるだろうとは思っていました。
ただ今回は義母たち入所者は1回目のワクチン接種を受けたあと。まだ抗体がしっかり出来てはいないだろうけれど、何もしていないよりはましかも・・・と
思うのは楽観的過ぎるでしょうか。
Aさんの話では、義母たちに特に発熱などの症状は出ていないけれど、義母には別の空き部屋に一時移ってもらって、今義母がいる部屋を職員たちの着替えなどに
使わせて欲しいとのことでした。
とにかく私たちにはどうしようも出来ない話。それくらいのことは何の問題もないと思うので当然快諾。
その後特に連絡などもないまま過ぎて、一週間ほど経った一昨日、再びAさんから電話が。
PCRの再検査をして入所者職員とも全員陰性という判定が出たとのことで、このまま6日まで何ごともなければ、14日に予約が入っている義母の皮膚科の診察も
問題なく行けるという話でした。2度目のワクチン接種が済んでいるのかまだなのか確認するのを忘れてしまいましたが、それを聞いてやれやれほっとしました。
さて、そのワクチン。
相方も私も年齢ギリギリで後回しになったわけですが、自治体などによっては既に64歳以下の人の接種も始まっているようだし、職場や学校単位での接種もという
話も出てきましたね。
職場や学校での接種のニュースを聞いたとき、接種の担い手などは自前でという話に、丸投げじゃないの?と思ってしまいました。
大企業や医学部を持つような大学などはともかく、中小企業ではとても無理そうでますます持って格差社会の様相を示しているような。
接種券がなくてもOKとかいうけれど、誰が接種が済んで誰が済んでいないのかという把握は大丈夫なのかな・・・・・・
そしてよく言われることだけれど、接種を受けるときには家族全員が一度に受けるのではなく、時期をずらしたほうがいいという話。
相方にこの前も、どっちが先に受ける?と尋ねてみましたが、番が来たらそれから考えればいい、と一蹴。
確かにそうではあるけれど、どちらかと言えば私、早くうちたい!とは思っていないところがあります。安全性についてはどこか不安がぬぐいされません。
ニュースで接種を受けた人がインタビューで、「早く受けられてよかった」みたいな話をしているのを見聴きすると、勇気あるな~って思いますもん。
薬とか医療行為など、特に人の命にかかわるようなもので、それまでになかった新しいものを試した人って本当に偉いと思います。
こういうとき頭に浮かぶのが、華岡青洲が行った全身麻酔での外科手術のこと。
あまり詳しくは知りませんが(ウィキペディアで読んだくらいの付け焼刃的知識)、最初に受けた患者さんの勇気は計り知れないなと思います。
ワクチンに対して及び腰になってしまいますが、今の感染状況を打開するには、多くのひとがワクチンを受けることがやっぱり必要だと思います。
順番が来たら、覚悟を決めて臨みましょう、って大げさだな。我ながら。
さて今日も相方の手伝いで午前中は外仕事です。午後はまた別の現場用の花苗を買いに行くんだって。今日も一日、仲良く過ごしますわ。