女子マネのあれ

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
を読みました。
たくさんの人に読まれてるだけあって、非常に読みやすかったです。
筆者のたくさんの人に読んでもらいたいという意図は
充分に達成された気がしますね。
でもこれ、絶対表紙で損してるやろ…。
表紙とのギャップもあって売れた気もするけどナー。

うーん自分としては、読みやすかった反面読み足りなかったです。
だってほんとにすぐ読み終わっちゃったんだぜ…。
小説としても経済ものとしてでもなく、初心者向けのさらに前
本にもマネジメントにも興味の無い人のための本という感じですね。
なので、普段から漫画や小説を読んでいたり、本格的な経済…
マネジメントの内容を期待していたりすると肩透かしをくうと思います。
逆に、何それ？本なんてめんどいんだけどって言う人に…向いてるのかなぁ？
そういう人は、そもそも文章を読み続けることが好きでない気もするし。

そんなわけで、本が厚くてちょっと自信が無い…という人には
安心しておすすめ出来る本ではあると思います。
本は厚めですが、ページ数は200前後でペラい文庫本と同じくらい。
1ページ10行ちょいで、文章の量も少ないです。
むしろ教科書みたいな読み物と思った方が良いかもしれませんね。


自分はこの本に引用されてる「マネジメント」に興味がわいたので、
機会があればそっちも読んでみたいな、と思います。