芥(あくた)ブログ

日々のことやら漫画、ゲームやらについて語るブログ

下町ロケットドラマ雑感

2015-10-25 22:35:06 | 雑多に
とりあえず見てると原作が読みたくなるドラマ。
下町ロケットのドラマが始まってるので見てます。
2話は録画もしてなかったので、たまたま見れたー。

見ててつくづく思うんですけど、役者さんやセットが凝っててすごくお金かかってるなぁって思いますね。
でも、テレビ局が期待してるほど話題とかヒットにはならなそう。

何でかというと
この作品は感動ドラマだとか下町の工場がすごい技術で壁に挑戦とか、
そういう話はほとんどないんだよ!!
大企業や研究所じゃなく、中小企業が舞台になってるしね!
むしろ感動話の脇役や、テレビだと画にならないからと切り捨てるエピソードのほうかもしれない。
すごい技術や出来事の裏に、たくさんの人の苦労、工夫、家庭、企業、
いろんな関わりがあるんだって話だと思ってます。

以前から池井戸さんの小説を読んでる人にはいつもの池井戸さんなんですけど、
原作を知らずに見た人は期待したものとは違ってそう。感想見てないけど。
ついでに原作知ってると、うちでは「原作読み返すわ」になってます。

そんなもんで、豪華すぎる役者さんも役者自身のイメージが先に来るような
めっちゃ豪華なチョイスばっかりなんで、あ、はい、ってなっちゃう。
ただ主人公の佃社長が阿部さんというのは原作を知らずに見る人への配慮もあると思いましたね。
基本的に池井戸さんの小説がジョブと小達成を繰り返しつつ最後にでかいカタルシスをどんと持ってくる構成が多いので、
何回かに分けて見るドラマで、何となくの安心感やまぁトラブルがあってるけど
最後に大団円が来るんだろうと思わせておくのはいいんじゃないかと思いました。
帝国重工も描写が多めであまり悪一辺倒になってないのも嬉しい。


あと不満。
1話でのロケットの発射失敗の描写がすごく気に入らない。
爆発や悲鳴、あれ全然いらなかったし、ロケットに携わるイメージを悪くしかねないよね。
というか、あんな事故めったに起こらないし、後で作中で触れられることも考えるとイメージダウンですわ。
今でさえロケットや宇宙工学は何のためにあるのなどと言われる始末なのに、
発射直後に爆発などと大事故に繋がりかねない描写をテレビでやっちゃったのがマジで不満です。

原作だと、コントロール不能になってしまって太平洋上を猛スピードで進むロケットを
事故防止のためにスイッチ1つで自爆させて海に沈ませてしまうっていうやるせないシーンだったのになぁ…。
海洋の描写や領海などに問題があったのかもしれないけど、
1話に海が映っていたら最終話の空と対比的なシーンになったんじゃないかと思うと残念です。


あとは進行のペースが結構早いっすね。
1話が2時間スペシャル、2話が拡大版でしたがドラマの2話までで原作の3分の1くらい進んでるペース。
これ、後半オリジナル結構入るんじゃないかなぁ。
とりあえず、ナカシマ関係で倒産した中小企業のくだりがちょっと膨らむかなと予想してみる。

殿村さん、1話の啖呵がすごく好きだったしドラマもよかったなぁと思ったんですけど、
まだまだやり返したり見せ場はあるのでまだ見ると思います。
それにまだ出てきてない社員もいますし、そこは楽しみです。
佃社長の板ばさみは続くよ。
そういえば営業のツンさん出てきてたっけ…。


唐突に流行のやつ

2015-02-28 01:47:00 | 雑多に
【画像】 このドレス、「青と黒」もしくは「白と金」に見える人がいるらしい
(痛いニュース)

突然ですけど、ネットやツイッターで話題になってたっぽいこのドレス。
人によっては青黒のドレスと白金のドレスに見えるらしいです。

単純に言うと人の目の錯覚で、ものに明暗がある場合、
明るいところの色と暗いところの色をどう認識するかで脳が判断する色にズレが出てくるらしいですね。
それに加えて、パソコンのディスプレイやスマフォの画面、
またツイッターなどのクライアントで画像表示や色味が微妙に変わりますから
それもあったんだと思います。

ちなみに私はどの画像をどう見ても青黒で、家族は白金、
兄弟は外で見たときは青黒、家で見せたら白金でした。
兄弟はまさに見える色が変わったので、すごい驚いてた。
ツイッターを見てたら他にもびっくり体験した人がいたようで。
羨ましいなぁ。

ルーズヴェルト・ゲーム

2014-05-17 01:50:34 | 雑多に
のドラマが人気らしいですね。
最近は池井戸潤さんの小説がどんどん実写化していて、
10年近く前に初めて作品を読んだ身としては何だかすごいことに
なってるなぁと思うことしきりです。

下町ロケットの後すぐにルーズヴェルト・ゲームを読んだんで、
内容がたまにごっちゃになってたんですが、ドラマがやたら
半沢を踏襲しているので、こっちもごっちゃになって困る。

それはさておき、現在気になってるのが、ちょくちょく改変はあるけれども、
細川社長がまるで悪者というか、典型的なワンマン社長のように
なっていることが気になります。
沖原の分かりやすい出番増や、やたらドラマチック(悪く言えばご都合的)な展開も
分かりやすくストーリーや見せ場を提示してるんだろうと思うのですが、
作品の肝にあたる、細川社長の変化が、ありがちなワンマン社長の開眼とかだったら
ちょっとガッカリどころじゃないなぁ。

笹井さんは、原作者に許可を取っての変更ということですけど、
まぁ分かりやすく以前のドラマの踏襲や分かりやすくイケメン出したかったんやろと
思うのでまぁそれはいいです。
年のいった、いかにも神経質そうな専務が最後に会社への考えや想いを告げる
シーンが見られないのは残念ですが、ドラマは違うし、仕方ないね。

とりあえず、最後がどうなるか気になるので、毎週見ます。
城戸さんがいつ出てくるのか楽しみです。



余談ですが、こないだ白銀ジャックの続編である疾風ロンドが発売され、
白銀ジャックは実写化したら映えそうだ、疾風ロンドとセットで
何かやるんじゃないかとツイッターのフォローしてる方と話してたところ、
マジで実写化するんで驚いてます。
まじかよ…。

明日は晴れるよー

2013-02-13 01:36:19 | 雑多に
週末は祖父の三周忌でした。
土曜の買い物と次の怒涛の片付けで体調崩した(´・ω・`)
でもおばちゃんの誕生日にこもも大福供えたので、
許して欲しい。

ところで、今日兄弟がうまいもの博に寄って来たらしい。
まるもちうめー!
かしわ飯もちょっともらった。うめー!


最近は久々に図書館によっていろいろ読むのがハマり。
で、今さらですけど東野圭吾さんの名探偵の呪縛がめっちゃ好みで、
なんか面白かったです。
久々に解説が読みたい・他の人の感想が読みたい小説でした。
ただ掟より先に読んじゃってちょっと後悔してるので、
掟を読んだ後にまた呪縛読みたいなあって思いますね。
ただ、レビュー見てると掟の評判はあまり高くないって感じなのでどうなんだろうなぁと。
ついでに、私はあまり期待せずに読んで、読んだ後に結構面白かったなって思いたい派です。
以前、ダレン・シャンとかを期待して読んだら意外とつまらなくて、
これつまらないよって言ってから兄弟に勧めたら、意外と面白いよって言われた経験からなんですけど。
なので、つまんなかった本は基本的につまらないよと言って勧めます。
つまらないのか~と思いながら読んだ方がつまらなくても意外と楽しめる事が多い気がする。

つまらないと言えば、最近文庫化したしゃばけシリーズの文庫最新巻の
表題作もつまんなかったですね。
なんとなく先読みしながら読むんですけど、予想通りだとがっくりくる。
うん…うん。そんなに周囲の環境もメンツも変えたくないかって感じ。
それを抜きにしてもシリーズの先への展開性があんま無くなってきた気がするので、
以降の巻も特に環境に変化が無かったら買う必要ないかなー。
なんだっけ、ダヴィンチ・コード?あたりは、読みながら
いくつかラストを何となくこんな風かなーと思いながら読んでたら
予想してた中で一番陳腐でクソつまらないオチだったので心底アレだった。
いや、話題性のある小説って、高確率でアレな事が多いけども、
さんざん引っ張ってきてあのラストは無いわー。

映画化も結構これは無いわーって感じになる事多いけど、
私の中で一番は模倣犯ですかね。
逆に、映画化・実写化ですごく好きなのは燔祭だったかな?とクロス・ファイア。
最近だとゴールデン・スランバーだな。
小説の内容をある程度踏まえたうえで、さらに新たに仕掛けてくるっていう映画化はすごく好きです。
先に読んでて良かったー!監督ありがとう!!ってなる。
ゴールデン・スランバーはね!マジで小説を先に読んどくと感動する!!
まぁ小説のさらに先を行くオチを用意してたけど、それが割と滑った(と私は思った)
陽気なギャングもあったりするけど。

最近は、ストロベリー・ナイトというドラマを兄弟が見まして、
すごく面白かったという話を聞いたのですが、
なんとその原作の作者さんが以前ブログで書いたかな?
武士道シックスティーンのシリーズの作者さんですごくびっくりしました。
甲山ちゃんと磯山さんの話かなり好きなのですけど、
文章がセリフ多めなのにくどくなく読みやすい文章も好きだったので、
ストロベリー・ナイトも機会があれば是非読んでみたいなぁと思います。

それから、最近は十二国記。
この作品熱も再燃しまして、こないだ迷宮の岸まで読み終えました。
何と言うか、やはり世界観の描写が緻密で、人物も何となく
そこにいるなって感じがするので、この小説もすごいなぁと思います。
次は黄昏の岸です。楽しみ。
で、十二国記は結構前にNHKでアニメ化されてたのですけど、
この黄昏の岸を当時の続きで本気で見たいんですけど!!!
月の影と迷宮の岸でフラグふっといて、何で続きが無いねん!!って
ずっと思ってて、ついでに図南の翼もアニメで見たいっすねー。
珠晶割と好きなんですよね。
ついでに、十二国記は今春すっごく久々の新刊発売らしいので、とても楽しみです。
たしか慶の祭典の話で、とても興味深いなぁと思ったので。


何だか長くなったな。
次はみん決めのBGMにしようかな。

ゴールデンスランバー

2011-10-03 16:47:56 | 雑多に
書き忘れてたけど、土曜日の「ゴールデンスランバー」を見た!!
いやー小説のほうを先に知ってて、しょっぱなからすっごい興奮しました!
あれはわかってる。わかりすぎてる。
監督さん、ありがとうありがとう!!

未見の人のためにネタバレはないように注意しながら。


途中はやっぱりちょっと展開が速いところがあったけど、
小説が長いし、仕方ないねー。
セキュリティポッドとか。
R2-D2みたいのがくるくる動くのは見てみたかったです、はい。

でも大事なとこはあまさず押さえてあったし、とんとん進んでいい感じだなーって思いました。
あとキリオ君よかったね!
妹が、「なんだ、この人」ってすごい言ってたんですけど、
伊坂さん作品の非現実的な感じを凝縮したような人物なので、
それが実際に動いてしゃべるのに違和感なくてすごかったです。
彼に限らないですけど、ほかのドラマみたいに、変にかっこいいんじゃなくて、
ふつうっぽい感じがよかったです。
キリオはちょっとおかしい程度の演出でちょうどいい感じ。
アクションも、動きもなんかコミカルというか、おかしかったのが。
監督さんも役者さんもすげぇ。

最後は、ちょっと納得いかない人もいそうですけど、
それはハリウッドにまかせとけばいいんだよ!!って感じです。
全貌の知れない相手に、こうちょこちょこ反抗しあいつつっていうのが、
すごい出てたと思います。


うーん、死神の精度でうーんってなったけど、重力ピエロも見たいなー。