昨日が11話までだったので、12話の感想をー。
感想っていうか、考えたことまじりなので飛び飛びですけど、
結局は言いたがりなオタクなんです、ハイ。
一応、ちょっと下に下げます。
Bパートまでは満場一致だと思うんですけど、Cパートでは
いろんな考察が出てきそうな締めでしたねー。
賛否両論が巻き起こりそうですけど、それはたくさんの人が
興味を持って、かつ作品に向き合ってるってことですから
結局は成功・成功・大成功!ってことなんだと思います。
正直、2話目で切らなくてほんとに良かったです…。
3話も見てよかった。
ついでに、ツイッターで中の人がいるキュゥべえさんのアカウントで
興味深い内容がいくつもあったので、アニメを見ててご存じない方は
見てみると面白いですよー。色んな意味で。
キュゥべえさん(QB0)
で、12話。
まどかの願いは「過去から未来に至るまで、世界中の魔女という存在そのものを無かったことにすること」。
キュゥべえはこの願いを、「世界に干渉する規模」というのですが、
この願いを思いつくまどかもすごい。
また、この願いを実現可能にしたのは、おそらく因果の力で強くなったまどかだったからこそではないでしょうか。
つまり、ほむらちゃんの時間遡行も、くり返しも、決して無駄ではなかった。
それまで魔法少女になって、そして絶望していった女の子たちを見て、
でも魔法少女がいなければ今の文明の発展は無かった。
ものすごい妥協点に落ち着いてる印象がありますが、それ以上に
魔法少女の存在=女の子たちの祈り・希望を無かったことにしたくない、
そのうえで、みんなを絶望から救いたい。
そういうまどかの気持ちがすっごい出てると思います。
これは、自分より他のみんなを優先してしまうまどかの性格がなければ、
おそらく出てこなかった願いでしょう。
あと、魔法少女の存在自体を否定していたほむらちゃんとの対比でもありますね。
ほむらちゃんは、魔法少女になったらあとは絶望しかないと思っていた。
でも、まどかは魔法少女になることは否定せず、少女が絶望に落ちて
魔女になる寸前に自らが浄化するというあらたな「道」をつくった。
キュゥべえの言う通り、いわば「世界の改変」なわけです。
それまでの魔法少女のルールを根底から変えちゃったわけですから。
ここらへんの流れについて、解釈は人それぞれだと思うので
本編の発言についていろいろ言うのは控えます。
とりあえず、自分の解釈。
あちこちでまどか=神発言を見ました。面白いのは、仏とか。
自分の中では神様とはちょっと違ってて、概念…の中でも、
もっと揺るぎのないものになったんじゃないのかなぁと。
たとえば、神様ってあくまでも人間が生み出した偶像なんですよね。
そこには想像した人格や、性質があって、それは人それぞれな訳です。
神は人を救わない、神はすべての人に手を差し伸べるとかそんな感じです。
自分は、まどかがなったものはたとえば「生きてるものはみな死ぬ」とか
「地球の空は青い」とか、そういう感じの介入しようがない「摂理」に
なったんじゃないかなぁと思うんですよね。
稀だと思うけど、もし救済を望んでいない子がいたとしても、自動的に救済されるわけです。
まあ、神様も自分ルールで動いてるようなものなんだけど。
しかし、まどかに救済された子たちですが、有名どころ以外にも
モチーフがありそうでちょっと気になりますね…。
神話とか、言い伝えにも介入していそう(
ちなみに、改変のシーンですが、私はあそこで宇宙の超新星を連想しました。
まあ、キュゥべえが宇宙うんぬん言ってるのでまんまですが!
思えば、魔女も最初はぼんやりとした女の子の希望から最後は
周りを飲み込んで、災厄を撒き散らしてるようなものなのかな、とか。
蛇足ですが、質量の非常に大きい恒星は、老年期(数百万才くらい)に入ると
大きく伸び縮みを繰り返したのちに、大爆発をします。
これが超新星ってやつです。
ただ質量が小さかったり、惑星だと縮んで矮星になるのですが。
なんで星の話が出てくるかっていうと、大爆発した後に残ったガスは
新しい星の材料になるんです。
ガス状の物質が、次第に集まり、衝突を繰り返して、また星になるんですね。
だから、まどかが再構築した世界は、全く新しい世界じゃなくて、
それまでの世界を受け止めたうえで出来た世界なんですよね。
それまでの世界の人たちを最大限尊重して、その上で、世界を変えた。
言葉で言うのは簡単だし、それまでの話の予定調和というのは
たやすいですけど、一キャラがそれをするにはかなり難しい気がする…。
何より、演出が良かったです、ハイ。(まとめに入る)
まどかが友だちの子たちと会話をしてたシーン。
あれは再構築をしてる時のイメージなのかなーって思うんですけど、
杏子ちゃんとマミさんが一緒にいるのが良かったですよね。
まどかは杏子ちゃんも友だちだって思ってたからね。
ループ中で、5人そろった時もあるわけですし、なんか
その時の話も見てみたいなぁと思いますね。
そして、ほむらちゃんに記憶と、その証としてリボンを託したのも
ほんとに良かったです。
ほむらちゃんはまどかを助けるためだけに戦ってたから。
まどかがいなくなっても、まどかの守った世界を守るために戦っていくことができますね。
何より、まどかの「わたしの、最高のともだち」
このセリフが良いですね!
10話では、ほむらちゃんはまどかを「たった一人のともだち」と言っていた。
でも、まどかは「最高の」ともだちと言った。
まどかがいなくても、ともだちはいるんだとそういうことですよね。
実際、新しい世界でほむらちゃんは他の魔法少女たちと一緒にいますし。
ほむらちゃんの気持ちやそれまでの行動も全部受け止めて、
そのうえでほむらちゃんを新しい世界に据えたって感じですね。
あとは、キュゥべえもある意味では救済されてて良かったです…。
私だったら絶対放っておくw
ほむらちゃんがキュゥべえを襲ったように、魔法少女に
うとまれて恨まれる存在だった彼を、それこそありがちな
マスコット役にしてしまった。
ほむらちゃんとのつい笑ってしまうようなやりとりに、
キュゥべえもまどかにとっては一緒に仲良くしたい存在だったのかなぁと
思ってしまいますね。
特に、ほむらちゃんと仲良くなってたのはすっごい変化だなぁと思います。
それまでがアレすぎただけに、救われましたね、見てるこっちが。
ほむらちゃんは、まどかのその気持ちを察してたのかな。
うーんキュゥべえまでだった…。
次の記事でラスト(BパートラストとCパート考察)、
その次はこれまであまり触れてない3人について書こうかなーと思います。
感想っていうか、考えたことまじりなので飛び飛びですけど、
結局は言いたがりなオタクなんです、ハイ。
一応、ちょっと下に下げます。
Bパートまでは満場一致だと思うんですけど、Cパートでは
いろんな考察が出てきそうな締めでしたねー。
賛否両論が巻き起こりそうですけど、それはたくさんの人が
興味を持って、かつ作品に向き合ってるってことですから
結局は成功・成功・大成功!ってことなんだと思います。
正直、2話目で切らなくてほんとに良かったです…。
3話も見てよかった。
ついでに、ツイッターで中の人がいるキュゥべえさんのアカウントで
興味深い内容がいくつもあったので、アニメを見ててご存じない方は
見てみると面白いですよー。色んな意味で。
キュゥべえさん(QB0)
で、12話。
まどかの願いは「過去から未来に至るまで、世界中の魔女という存在そのものを無かったことにすること」。
キュゥべえはこの願いを、「世界に干渉する規模」というのですが、
この願いを思いつくまどかもすごい。
また、この願いを実現可能にしたのは、おそらく因果の力で強くなったまどかだったからこそではないでしょうか。
つまり、ほむらちゃんの時間遡行も、くり返しも、決して無駄ではなかった。
それまで魔法少女になって、そして絶望していった女の子たちを見て、
でも魔法少女がいなければ今の文明の発展は無かった。
ものすごい妥協点に落ち着いてる印象がありますが、それ以上に
魔法少女の存在=女の子たちの祈り・希望を無かったことにしたくない、
そのうえで、みんなを絶望から救いたい。
そういうまどかの気持ちがすっごい出てると思います。
これは、自分より他のみんなを優先してしまうまどかの性格がなければ、
おそらく出てこなかった願いでしょう。
あと、魔法少女の存在自体を否定していたほむらちゃんとの対比でもありますね。
ほむらちゃんは、魔法少女になったらあとは絶望しかないと思っていた。
でも、まどかは魔法少女になることは否定せず、少女が絶望に落ちて
魔女になる寸前に自らが浄化するというあらたな「道」をつくった。
キュゥべえの言う通り、いわば「世界の改変」なわけです。
それまでの魔法少女のルールを根底から変えちゃったわけですから。
ここらへんの流れについて、解釈は人それぞれだと思うので
本編の発言についていろいろ言うのは控えます。
とりあえず、自分の解釈。
あちこちでまどか=神発言を見ました。面白いのは、仏とか。
自分の中では神様とはちょっと違ってて、概念…の中でも、
もっと揺るぎのないものになったんじゃないのかなぁと。
たとえば、神様ってあくまでも人間が生み出した偶像なんですよね。
そこには想像した人格や、性質があって、それは人それぞれな訳です。
神は人を救わない、神はすべての人に手を差し伸べるとかそんな感じです。
自分は、まどかがなったものはたとえば「生きてるものはみな死ぬ」とか
「地球の空は青い」とか、そういう感じの介入しようがない「摂理」に
なったんじゃないかなぁと思うんですよね。
稀だと思うけど、もし救済を望んでいない子がいたとしても、自動的に救済されるわけです。
まあ、神様も自分ルールで動いてるようなものなんだけど。
しかし、まどかに救済された子たちですが、有名どころ以外にも
モチーフがありそうでちょっと気になりますね…。
神話とか、言い伝えにも介入していそう(
ちなみに、改変のシーンですが、私はあそこで宇宙の超新星を連想しました。
まあ、キュゥべえが宇宙うんぬん言ってるのでまんまですが!
思えば、魔女も最初はぼんやりとした女の子の希望から最後は
周りを飲み込んで、災厄を撒き散らしてるようなものなのかな、とか。
蛇足ですが、質量の非常に大きい恒星は、老年期(数百万才くらい)に入ると
大きく伸び縮みを繰り返したのちに、大爆発をします。
これが超新星ってやつです。
ただ質量が小さかったり、惑星だと縮んで矮星になるのですが。
なんで星の話が出てくるかっていうと、大爆発した後に残ったガスは
新しい星の材料になるんです。
ガス状の物質が、次第に集まり、衝突を繰り返して、また星になるんですね。
だから、まどかが再構築した世界は、全く新しい世界じゃなくて、
それまでの世界を受け止めたうえで出来た世界なんですよね。
それまでの世界の人たちを最大限尊重して、その上で、世界を変えた。
言葉で言うのは簡単だし、それまでの話の予定調和というのは
たやすいですけど、一キャラがそれをするにはかなり難しい気がする…。
何より、演出が良かったです、ハイ。(まとめに入る)
まどかが友だちの子たちと会話をしてたシーン。
あれは再構築をしてる時のイメージなのかなーって思うんですけど、
杏子ちゃんとマミさんが一緒にいるのが良かったですよね。
まどかは杏子ちゃんも友だちだって思ってたからね。
ループ中で、5人そろった時もあるわけですし、なんか
その時の話も見てみたいなぁと思いますね。
そして、ほむらちゃんに記憶と、その証としてリボンを託したのも
ほんとに良かったです。
ほむらちゃんはまどかを助けるためだけに戦ってたから。
まどかがいなくなっても、まどかの守った世界を守るために戦っていくことができますね。
何より、まどかの「わたしの、最高のともだち」
このセリフが良いですね!
10話では、ほむらちゃんはまどかを「たった一人のともだち」と言っていた。
でも、まどかは「最高の」ともだちと言った。
まどかがいなくても、ともだちはいるんだとそういうことですよね。
実際、新しい世界でほむらちゃんは他の魔法少女たちと一緒にいますし。
ほむらちゃんの気持ちやそれまでの行動も全部受け止めて、
そのうえでほむらちゃんを新しい世界に据えたって感じですね。
あとは、キュゥべえもある意味では救済されてて良かったです…。
私だったら絶対放っておくw
ほむらちゃんがキュゥべえを襲ったように、魔法少女に
うとまれて恨まれる存在だった彼を、それこそありがちな
マスコット役にしてしまった。
ほむらちゃんとのつい笑ってしまうようなやりとりに、
キュゥべえもまどかにとっては一緒に仲良くしたい存在だったのかなぁと
思ってしまいますね。
特に、ほむらちゃんと仲良くなってたのはすっごい変化だなぁと思います。
それまでがアレすぎただけに、救われましたね、見てるこっちが。
ほむらちゃんは、まどかのその気持ちを察してたのかな。
うーんキュゥべえまでだった…。
次の記事でラスト(BパートラストとCパート考察)、
その次はこれまであまり触れてない3人について書こうかなーと思います。