芥(あくた)ブログ

日々のことやら漫画、ゲームやらについて語るブログ

やっと読了

2009-03-11 23:55:38 | 雑多に
昨日のパソコン突然真っ暗事件は2回ほど再起動したら
普通に動くようになりました。
家族に聞くと、スタンバイ状態や電源が切れた以外に
原因が分からないといわれました。
いや、どっちでもないから焦ったんだが…。
そろそろ替え時かもなー。



戦国名臣列伝をやっと読み終えました。
途中、1ヶ月くらい頓挫していた;
でも傑人の人生をかいま見るというのはすごく楽しいです、
個人的には好きになったのが白起です。
穣侯(名前は字が出ない)が失脚した後は王の命令さえも拒み、
最後に自刃するという烈しさが鮮やかなほどです。

はなばなしい戦果を上げ続けてきたというのに、
その生い立ちがあまり分かってないせいもあってか
唐突に歴史に現れたという感じがしてたので
いまいち一人の人物としての実感が無かったんですが、
穣侯には割りと素直に従ってた時とか、
趙の兵を多く殺したことを自らの罪としたところとか、
これまでの印象とは違った面を見られて興味深かったです。

しかし、出ては必ず勝つとは一体どんな戦法を使ったのか…。
そこら辺があまり見えてこない。
途中の文面を見ると、奇抜な戦略に加えて兵の充実にも
努めた人かもしれないですね。
情報を集めに集め、その上で理に基づいた戦略を練った
李牧と王翦もいいですね。
楽観や憶測に頼らず、自分を冷徹に見てる感じ。
こういう人が奇抜を淡々とこなしちゃったりするから面白い。


ただ、時代が下るごとに秦の統一が進んできて、
自由な雰囲気が失われていくのがすごくやるせないです。
秦は法に厳格すぎる面があることと、歴代の王に
猜疑の性質があった印象が強くて、あまり好きになれないなぁ。
武将や官人は好きな人いますけど。
やっぱり、中国は春秋戦国が一番好きだなぁ。
一国の宰相が出国して、別の国の大臣になるなんて、
面白すぎる時代だと思います。