ささゆり日記

猫、絵手紙、トールペイント等等日々の出来事を綴っていきます。

父親

2005-10-24 09:04:51 | その他
母親の次は父親(主人)のことを少し。

一言で言えば、今どきのお父さんと正反対の父親です。
頑固で昔かたぎの亭主関白。
本人は「どこが亭主関白や」と心外そうですが
私の友達全員にそう言われます。
子供達を叱る事はめったにありませんが
一度怒るととてつもなく怖いので
子供達は父親のいう事をすごくよく聞きます。
トラまでよく聞きます。

次女なんて2歳の時に私が風邪を引いて寝込み
主人に1日見てもらったのですが
それまでオムツが取れてなかったのに
お漏らししたらお父さんに叱られると思ったのでしょうか
その日1日でオシッコが言える様になりました。
本当はそんな事で怒る人ではないのですけどね。

独特の価値観をもっているので時々理解に苦しむ事もあります。
長女が小3の時、早く走れるようになりたいと思った彼女は
町の陸上クラブに入りたいと言いました。
それは週に1回夜に練習がありました。
私はその頃引っ込み思案だった長女が
自分から行きたいと言い出したことが嬉しかったのですが
主人に言うと「絶対ダメ」と言われてしまいました。
夜は家族団らんの時間だというのが理由でした。
少しくらい早く走れるようになることよりも
家族で過ごすことのほうが大事だと言うのです。
私には全然理解できず、ちょっとした夫婦喧嘩になりました。
でも最終的に私が勝てるはずもなく
不満を持ったまま陸上クラブを断念したのです。
それが正しい判断だったのかどうか今も分かりませんが
夜、家族4人で何をするわけでもなく同じ部屋にいて
テレビを見ながらくだらない事で笑ってる・・・
そんな時間が幸せって思える瞬間があって
もしかしたら主人はこれが家族にとって一番大事なことだ
って言いたかったのかなって最近は思います。
美化しすぎでしょうかね。

子供達に勉強しろと言ったことも皆無ですし
何かを強制したことはおそらく一度もない主人が
長女が高校に入る時にマジメに言ったのです。
「A子、一つだけ言っとくぞ」
どんなすばらしい事を言ってくれるのかと期待していたら・・・

「単車のケツには乗るな、死ぬぞ」

私も長女も吹き出してしまいましたが
本人は至ってマジメで
「ホンマやぞ。これだけは絶対にしたらアカン」
と繰り返してました。

そんな主人、子供たちの目にはどう映っているのでしょうね。


コメント (8)
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