昨日の北海道新聞。
『専用小麦「ラー麦」福岡でデビュー』の見出し。
思わずじっくり読んでしまいました。
「ラーメンのために生まれた」
このキャッチコピー。
ラーメン専用小麦を福岡県で生産している、と言うのです。
うちの若葉も含め、北海道は道産小麦100%を“売り”に随分消費拡大を図ってきましたが、タンパク量を調整するために品種をブレンドするのが普通です。
薄力粉(タンパク量6~7%)・・・菓子用→“ホクシン”(ごく一部・ほとんどが外国産です)
中力粉(タンパク量9%前後)・・・日本麺(うどん)用→“ホクシン”“ホロシリコムギ”
“きたほなみ”
強力粉(タンパク量約13%)・・・パン用→“春よ恋”“キタノカオリ”“ハルユタカ”“はるきらり”
“ゆめちから”
ラーメンには12%のタンパク量が理想とされており、北海道はもちろん専用小麦を開発しているという話を聞いたこともありませんでした。
2年後には年6000万杯分の生産目標で、年間消費量の半分を賄うことになるそうです。
「ラーメン王国」北海道と自負していただけに、福岡県に「やられた!」という感じです。
北海道も負けてはいられませんね!!