前道議の挑戦 その3

前北海道議会議員。
日頃の活動と私の“想い”を感じ取って頂ければ幸いです。

いつまでも勉強

2010年04月11日 | インポート

昨日は昼から代議士と共に北海道農業に関する勉強会。

第3回目は稲作について。

地元共和町も“米どころ”であり、地元をイメージしてすんなりと理解することが出来ました。

終了後、続いて4時からは地方の活性化を願う地方議員を中心とした勉強会「グリーンシード21」の総会並びに研究会にも参加。

前回欠席でしたので、みなさんに久しぶりお会いして刺激を頂きました。

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今回で退任された蘭越町議会議員・熊谷雅幸前会長

また、勉強会も良かった。

第一部は「自治体財政について」と言うことで、道職員の今井太志さんから講演を頂きました。

「将来負担比率」「基金額比率」という財政指標から見える自治体財政のあり方を教えて頂きました。

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講師の今井参事

第二部は北海道大学名誉教授・小林 好宏先生から「北海道の経済と開発~過去・現在・未来」と題して講演を頂きました。

時系列的に日本の経済と北海道の公共事業のあり方を示され、大変解りやすいお話しでした。

また将来的な「北海道のあり方」を示唆して頂きました。

同じ北海道の中にあっても、札幌圏と地方の役割を分けて考えること。

札幌圏においては「脱工業化社会の望ましいモデル」となることが必要だと述べられました。

人口が集中した大都市があり、ある程度の産業集積があり、国際空港と重要港湾があり、しかも、超近代都市でありながら、自然環境にも恵まれている。これだけ条件に恵まれたところは他にない、と。

一方で地方は日本の弱点である「食糧自給率・エネルギー自給率の低さをカバーする」地域を目指す。

このことが北海道に期待されるもう一つの役割だ、と。

その為には国自体の政策転換が必要であり、北海道の位置づけをしっかりと認識し、政策に反映させることが必要です。

先日の金子勝・慶應大学教授と同じような発想で、全く同感だと思いました。

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小林先生

勉強会後は懇親会も開催され、それぞれの近況報告を話し、大いに盛り上がりました。

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人間いくつになっても勉強です。

その後も支援頂いている会社の方々と食事会。

すっかりご馳走になってしまい、午前様・・・

本当にありがとうございました!!

しっかり頑張りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。