魚道40号線

Flyfishingとランディングネットの製作など

おしゃれなクマ鈴、製作中

2016年03月10日 | クラフト

渓流釣りで山奥に入る時に持ち歩いてる市販のクマ鈴がどうにも好きになれず、
オリジナルで造ろうと決心したのはかれこれ1年ほど前だろうか。
市販品が好きになれない理由は山ほどあるけれど、まず第一に「カッコ悪い」
山菜狩りのモノを流用してる感が強くてfishingって感じがまるでしない。

第二に市販品は機能的にもただの大きな鈴であるということ。
釣り人の動きを考えると、「普通に歩いている時間」と「釣りをしてる時間」そして「釣り上がる時間」が
あると思うが静かにこっそり移動することが多い釣り人の腰あたりに付けた大きな鈴が鳴ることはそう多くはない。
実際、林道を歩いてるときくらいしか鳴っていないのだ。
心配な時はわざと余計に動いたり、叩いたりしながら鳴らしている。

デザインに関してはこの頃のトレッキングブームのおかげでカッコいい鈴が
アウトドアメーカーから出ていたりもするがアレでは音色が貧弱で川のせせらぎでかき消されてしまう。

かっこ悪くて役に立っていない。カッコは良いが音が小さい。釣りにちょうど良いものがない。
これはもう造るしかない。
図面を描いて試作をつくり、機能美を追求して何度もやり直し、ようやく形になった。


これもまだ試作段階だけど完成品はもっとカッコよくするつもり。
音も良いし、ちゃんとキャスティングの動作でも鳴ってくれる。
とても良い出来なので少しまとまった数を造ろうと計画中。
これならフィッシングギアと言っても納得のデザインかな。販売時期や価格などはまた後日に改めて。
さて、クマが穴から出てくるまでに間に合うだろうか。

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