山形県押出遺跡から、クッキー状炭化物が出土、これを分析すると、木の実を粉にし、つなぎは動物の血と鳥のタマゴ、さらに動物の肉を加え、塩で味付けをして、さらに、野生の酵母で発酵させてから焼いていた。
このクッキーは、縄文の前期のものであるが、縄文の人々が大変にグルメであったことが分かる。
このケースの縄文の前期は、BC4000~BC3000年ごろになる、今から6000年~5000年前ということになる。
なお、長岡市立科学博物館には、石皿に入ったエゴマのクッキーがあった、左右が11,7センチ、縄文の中期である。