GJ 研究所 

AIの時代が来ている ヒトが取り残されている これはいい世界なか 中国とアメリカの独走を阻止できるのか

麦と少年 11

2019-02-24 11:03:04 | 日記

 「こまったら 呼んでくれ」
 白いリーダー、お別れである。

 少年が、
 「おナカがすいたら ぼくの村にによってください」
 「・・・」
 「その時は 干し肉とバターをぬったパンを ごちそうします」

 7頭の食糧、タイヘンだろう、それでも、
 「なんとか用意しなくちゃあ」

 「イノチを助けてくれたんだもの」


麦と少年 10

2019-02-23 11:01:39 | 日記

 ついにフォーメション13、ロケット・ジャンプ、
 「カチ・カチ」
 オオカミの歯音。

 山のケモノやトリたちは、やんやのカッサイ、
 「やれやれ やっちまえ」
 「かみきっちゃえ」
 「オカマのクマにしちまえ」

 このクマ、テクセ・アシクセが悪くて、何頭もの処女クマがやられている、それどころかほかのオスの子供をかみ殺していた、
 「ひでえヤツだ」
 「やっちゃえ やっちゃえ」

 そして、
 「飛んだ」
 「ガブリ」
 さらに、
 「ポロリ」

 「やった やった」
 「これで おカマクマだ」
 「もうひとつ あるな」
 「カタ・キンだ カタ・キンだ」

麦と少年 9

2019-02-22 09:35:36 | 日記
 
 クマが木にへばりついている、その周りを5頭のオオカミ、白いリーダーが、
 「フォーメーション・3」
 「ウオー」

 右ウデ・左ウデそして右足・左足にかみつく。
 「やめろ やめてくれー」
 
 リーダー。
 「フォーメーション・4」
 5頭目が、
 「タッタッタッー」
 そして、ジャーンプ。
 「ガブリ」
 「おしい ちょいミギ」

 「タチケテー」
 「クマ・クマ・クマったー」

 つまり、タマブクロをねらっているのだ、
 「フォーメション・13」

 「バカバカ やめろー」
 「おれのタマキンは うまくないぞー」

麦と少年 8

2019-02-21 10:41:05 | 日記
 
 その時、
 「ウオーン ウオーン」
 少年のイヌがほえています、すると、はるか向こうから黒い点が走ってきます、
 「なんだろう」

 オオカミのムレです、白い大きな一頭がワワンに近づき、
 「しばらくだな」
 「はい あにさん」
 なんだか、二頭は兄弟みたいです。

 クマが上っている木を囲みました、そして、下から、
 「ワオー ワオー」

 さて、どうなるんでしょう。

麦と少年 7

2019-02-20 09:35:39 | 日記
 
 大きな山のフモトでクマに出くわした、小さなユミとヤリではどうしようもない、少年は近くの木にのぼる、しかし、クマも木にのぼれる、それでも、こんなに大きなものでは高いところまではムリだろうか。

 ニホンの北海道には大きなクマ・ヒグマがいる、これに襲われたオトコ、やはり木にのぼった、下から上ってくる、
 「ガオー ガオー」
 このままではやられてしまう、クマのツメがズボンとパンツを。
 「ビリビリー」

 その瞬間、コーモンがゆるみ。オトコのカレーライスが。クマの口の中に、
 「ドバドバ ドバッー」

 これには、クマがびっくり、ころがり落ちて逃げていった、しかし、これは、
 「ウンが よかったのだ ねっ」