GJ 研究所 

AIの時代が来ている ヒトが取り残されている これはいい世界なか 中国とアメリカの独走を阻止できるのか

北鮮帰還事業の日本人妻 5

2015-07-13 12:33:08 | 日記
          
 数日が経過すると、また、お役人がトージョー、
 「手紙は 書いたか」

 鬼のような形相だ、
 「さっさっと 荷物をまとめるんだ」
 「・・・」
 「いつまでもいられるとおもったら おおマチガイだぞ」
 「・・・」
 「とっと出ないか」

 追い出されてしまった、つまり、これはワナ、日本から労働力を引き出すための作戦、国家ぐるみの巧妙な策略だった、これをNHKでやったらどうか、日曜の夜がいい、百数十年まえの寝とぼけたようなのをやっていないで、今に直結するテーマを取り上げるべきだ。

 もっともクレームがすごいのかもしれない、朝から晩まで電話・ファックス・・・あの団体だが意外な宗教組織からも來るんだろう、それで、この国の人々は、本当のことを知らないできたんだろう。 

北鮮帰還事業の日本人妻 4

2015-07-11 19:23:26 | 日記
          
 向こうに着くと一戸建ての家が待っている、
 「まあまあじゃあないか 電化製品もある」

 文化住宅とでもいうのか、こぎれいな家だ、
 「ちょっぴりは 希望がもてそうだ」   

 そこに、お役人がトージョー、
 「どうですか お気にめしましたか」
 「ありがとうございます」
 「それでは ニッポンの資本主義の搾取に苦しんでいる家族や友人・親類のみなさんに お手紙を書いてください」

 いい暮らしだよ、なんとかやっていけそうだ、この間はリンゴを見た、いずれ配給されるらしい、だから、
 「おまえも はやく こっちに来なさい」

 上の写真は、1950年代の来た朝鮮の風景。
 

北鮮帰還事業の日本人妻 3

2015-07-04 22:23:42 | 日記
        
 ニッポンから持っていったクルマに北朝鮮のおえらいさんが、
 「いいオクルマ ですね」
 間髪を入れず、
 「あなたさまにつかっていただきたくて もってまいりました」
 これが、ベストの答え、つまりナゾをかけてきたのだ、もし、この時、これは自分が使うもんだ、汚い手でさわらないでくれ・・・どうなるか、炭鉱に飛ばされる、炭鉱に飛ばされたら、一年も持たない、つまり、重労働で死んでしまう。

 パッと察知したものだけが生き残れる、そんなことを知らない人々は、続々と新潟の港から船に乗ったのだ。