初冬の虹 7 2020-12-05 10:19:15 | 日記 たしか、トプカピ宮殿に秘蔵されていた地図、 「それに アフリカと南アメリカが描かれていた ふたつの海岸線がくっきり」 「いつごろなの」 「発見されたのは 16~17世紀かな」 「ふ~ん」 「人工衛星じゃあないと ちょっとムリかな」 「だれが だれが つくったの」 「ヒタマから来た人かな」 「そすそう これには 南極の海岸線も記されていたんだが」 「なあに」 「それは 100万年ぐらい前の位置なんだね」 「やった やった」 「だから なにか あったんだね」
初冬の虹 6 2020-12-05 09:53:37 | 日記 地球より小さい方が進化と進歩が、速いのかもしれない、そして、自分たちの文明は滅びてしまった、そこで、 「チタマに やってきた」 「・・・」 「ちたま・ひたま。もくたま。どたま・・・」 「ひとつ たりないよ」 「あっ きん〇〇」 「ストップね」 「銀河系の星の成分が同じだからと言ったけど ちょっとムリがあるかな」 「まあね 太陽系ぐらいにしておいたら」 「さすが パパだね キスしてもいい」 「バカ バカ やめなさい」 「うふふ てれちゃって かわいい」
初冬の虹 5 2020-12-04 09:47:28 | 日記 「もし火星や金星に生物がいたら 地球より小さいのだから 進化がはやかったのではなかろうか」 「そうきたか」 「マグマが同じ 火山岩が同じ 土壌が同じ 単純な計算ね」 「・・・」 「どったの」 「だからね 可能性として 文明が発生していたら 地球よりも速いはずだ」 「どのくらいですか おせーて おせーえて」 「数億年じゃあないかな」 「ふーん」 「そんでもって 金星人がエジプト 火星人がシュメール文明・・・」
初冬の虹 4 2020-12-03 09:30:55 | 日記 ナイルがエジプト文明の母と言われてきたが、 「実は エチオピアの豊穣な台地」」 ヨコハマのこの辺は「赤土」、たしか関東ローム層、水はけいいが、栄養がない、だから、肥料が流れてしまう。 少年が、 「エコプト文明は 宇宙人が作ったんでしょう」 「そうだったの」 「知らないんだ」 「大人は責任があるから 口から出まかせは言えないんだよ」 「ふーん ぼくのいうことを出まかせっていうんだ」 「そうじゃあないかな」 「エジプト文明は玄武岩が風化した黒土のタマモノなんでしょう」 「まあ そうも言えるね」 「その玄武岩は地球のマグマからできた このマグマは火星や金星でもおなじでしょう」 「うっうっうー」 「この辺の星の組成は、だいたい同じでしょう」 「この辺って」 「銀河系ねっ」
初冬の虹 3 2020-12-02 09:46:44 | 日記 エチオピアの高地は黒い土でできているが、これは玄武岩が風化したモノ、玄武岩は地球のマグマからできた塩基性の火山岩、 1、斜長石 2、軽石 3、橄欖石 4、磁鉄鉱・・・ 1は、カルシウムに富んでいる、つまり、ヒジョーに栄養がある、これがエチオピアの森を育てた、コーヒーの中に、ゲイシャという品種があり、 「コンクールを 総ナメにした」 うまいらしい、だが、まだ飲んでいない、高いのだ、 「あるが この木を 代々育ててきた」 これが文明だろう、ともあれ、この土が水に溶け流れて、ナイル河の下流ノデルタ地帯を豊かにして、そう、 「あのエジプト文明を 成立させた」 出発は地球のマグマということになる。