ラーメンとニッポン ４

　　　　　
　今度のツアーには、メルケルちゃんにプーチン君、トランプ君はいのこり、どんなことになるやら。

　パパアが、
　「ス―プは　ちょっと残してくらさーい」
　「なしてぞな　もし」
　「ああたは　ニホンジンですか」
　「うんにゃあ　キルギスだべ」
　「はいはい　トウホクのキルギス村ですね」

　「なして　スープをのこすだべ」
　「カエダマが　食べられるんです」

　「食べるとき　音を出していいんでしょう　ズズッーって」
　「音を出さなくてもいいんですよ」
　「日本人は　みーんな出すんじゃあ　ないんですか」
　「わたしは　出しません」
　「なしてぞな　もし」
　「きらいなんです　そーゆーの」
　
　「おいしくたべることが　イチバンなんです」

ラーメンとニッポン ３

　
　はやくヒモを切らなくてはいけない、
　「ムッシュ　切ってくらさーい」

　パパアは思い切りがいい、良すぎるコトがある、
　「このへんかな」
　「それは　ポールのポールれーす」
　「そうか　そうだったね」

　「これで　いいのかな」
　「ノン・ノン　それは　ポールのボールでーす」
　「まちがえるトコロ・ジョージってね」

　「うん　うん　ポールとボールをちょん切るところだった」

　十分に確かめて、そん時、
　「ポオオオール」
　ポーラのヒメイ（悲鳴）、おマタをのぞかれているようだ、パパア、その声で、手元が狂った、
　「チョッキン」
　「ギャアー」

　まちがえちゃったんだね、ポールのポールをちょん切っちゃった。

ラーメンとニッポン ２

　　　　　　　　　
　となりがタイヘンだー、
　「なんて　色っぽいオナゴだべさ」
　「カンノン（観音）さまだべ」
　「なんまだぶ　なんまだぶ」　　

　ひとりが、
　「ちょっくら　あそこを　おがみたいんで　おさえてくらさい」
　あそこって、どこ、
　「うんにゃあ　これでよかんぺか」
　「そんでもって　おマタを　もちっと　グウッーと」
　「ノン　ノン」
　セクハラ・パワハラ、国際モンダイだっー。
　
　ポーラが走った、その時、こちらのポールが、
　「アウチ　アウチ」
　カラダよじっている、おマタから血がポタポタ、
　「こりゃあー　タイヘンだ」

　なんと、紅いヒモを、あそこに結んでいたのだ。

　

ラーメンとニッポン １

　　　　　
　あんなコトがあったのに、パパアにまた依頼がきた。

　このあいだはすごかった、外人さま一行を銭湯につれていったんだが、ポールとポーラがはなれようとしない、
　「３０分か１時間なんだから」
　「そんなら　死にまーす」　　
　銭湯で死なれてはこまる、
　「それじゃあ　赤いヒモでつながっていたらどー」

　男と女のサカイ越しに赤いヒモ、
　「へーい　ポーラー」
　「はーい　ポールー」　　　

　なんだかオンナ風呂がさわがしい、
　「まんず　きれいなオナゴだべさ」
　「デエフク〈ダイフク・大福）みてえな　しろいハダじゃがな」
　「あそこも　キンパツだべか」
　「・・・」
　「どーれ」
　「ノン　ノン」

　「へるもんじゃ　なかんべさ」
　「キャアー　キャアー」

　さあー、さあーたいへん、たいへんなコトになりそうだ。

　

Real Japan 探検記 14

　
　「2番目は　どこだと思う」
　「スェーデン」
　「ブーブー」
　「少年は　ブタさんになったんですか」
　「ちがいまーす」

　オランだが世界一で、
　　男性　１８４　　　
　　女性　１７１　　　　

　「２番は　デンマークでーす　だから
　　１、オランダ　
　　２、デンマーク　　
　　３、ノルウェー　
　　４、スェーデン　　　　　　　　
　　やっぱり北のヒトが　大きいれす　ベルクマンの法則は　当たっている 」　　　　　

　「ニッポンはどうなっているかな」
　「ニッポンは　　
　　男性　１７１　
　　女性　１５８　　　」

　「ニッポンのオトコ　１７０ｾﾝﾁを越えたんだね」
　「いいことなの」
　「まあまあ　もうちょっと　身体を鍛えてもらいたいな」
　「弱そうだね」
　「神経が　まいっている　あれでは　ものを食べても　おいしいとかんじないかもしれない」
　「どうしたら　いいの」
　「身体を動かすこと　できたら武道をやるといいんだが」
　「パパアは　やりすぎだね」
　「そうかな」