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もう一人、縄文の文化を高く評価する人がいました、岡本太郎は、
「私は10年以上フランスで暮らし、日本を再発見しようと帰ってきたが、京都を見てがっかりした」
ピカソのキュビズムを見てきた岡本は京都に失望する、それは、京都の文化は形式と伝統にしばられ、生き生きとした個人がいなかったからで、生き生きした個人がいなければ、生き生きした芸術ができない。
ところが、
「たまたま、縄文の土器を見ました、そこで、初めて、私のニッポンを発見しました」
縄文の土偶を見る、
「全身に、ビリビリと戦慄的な感動を受けたのです」
「これこそが、本当の日本だ、わたしの求めていたものだ」
「本当の日本」は、奈良や京都にあるのではなく、八ヶ岳の山麓にあった、中学生や高校生が修学旅行で奈良や京都に行くのではなく、夏の八ヶ岳で一週間二週間のキャンプをする、そんな風にならないものか。
高原の光と風が、人生にとって、本当に大切なものは何かを教えてくれる、宇宙の神秘と秘密を囁いてくれることでしょう。
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