GJ 研究所 

AIの時代が来ている ヒトが取り残されている これはいい世界なか 中国とアメリカの独走を阻止できるのか

アラブの少年のニッポン旅行 9

2016-02-26 11:21:01 | 日記
           
 「センセー どうして中国の観光客は あんなにうるさいんですか」
 「どーしてでしょうね」
 「ウンコしちゃたんでしょう」
 「このあいだは ロンドンでした」

 「習近平がエリザベス女王と会談していた時 中国人観光客の母親が 子供にウンコさせたんですが そのシュンカンをパチリ ネットに載せたんです 世界中の人々が見てしまいました」
 「きちゃない」
 「はずかしいなあー」

 「どうして そんなことができるんですか」
 「センセーは どう思いますか」
 「どう考えたらいいんでしょうか」
 「わかんないんだ」
 「なにを おっしゃるスズメさん」
 「ちゅん ちゅん」
 「うむむ やりますね」
 「ふふふ」 

 「そんなら言ってきかせましょう いいですか これは共産党政権と関係があります」
 「・・・」
 「この政権は 何代もつづいた名家やお金持ちを追放してしまいました そう 読書階級・文人たちを殲滅(せんめつ)した」
 「この人たちは礼儀が身についていたんですね 堂々たる君子 大人の風格 立派な中国人だった」
 「そして 彼らを追放した連中は 農民や労働者の出身でなにも身についていなかったんですね」

 「だから ロンドンの
      バーバリで 
      バーバリで
      ウンコ
      ウンコ
      ウンコ        
      ウンコを ブブブ ブーブリね 」
 「パチ パチ」

アラブの少年のニッポン旅行 8

2016-02-23 11:31:59 | 日記
         
 「BSの”Cool Japan”で中東のテレビの日本特集を紹介していました みなさんは見ましたか」  
 「みてませーん」
 「最初のシーンは どうだったと思いますか」
 「わかりませーん」
 「なんとヒロシマの原爆ドームだったのです」
 「・・・」

 「原爆ドームが真っ赤でした」
 「原爆の投下で 真っ赤に燃えているんです」
 「このかげがプロデューサ なかなかですね」
 「あかちゃんもこどもも 何十万人も死んだんですよ」

 「この写真は なんだと思いますか」
 「・・・」
 「カゲが写っています なんでしょう」
 「もしかして ニンゲンですか」
 「はい ニンゲンのカゲです イッシュンでこうなってしまったんですよ」
 「なんてひどいんでしょうね」

 「そのニッポンが 今 こんなに繁栄しています」
 「なんと なんと すばらしいんでしょう」
 「どーしてでしょうね」
 「どこかの国みたいに ひとのせいにしないでがんばったからです」

 「この番組で公園で 落としたお菓子を みんなで拾うシーンがありました」
 「学校で 子供たちが 床をふいています かわいい女の子が おしりをプリプリさせてゾウキンガケです」
 「いま 中東の学校はマネをしているんですよ」

アラブの少年のニッポン旅行 7

2016-02-16 09:11:46 | 日記
     
 一行は2・28事件について話している、
 「そして ちょっとしたことを切っ掛けに台北の市民が 立ち上りました」
 「・・・」
 「たくさんの人が殺されたんです 台湾全島に広がり 花蓮(ファーレン)では 港の水が真っ赤に染まったということです」
 「・・・」

 「どのくらい殺されたのか わからないんです」
 「その事件で死んだというと おまえは仲間だろうとつかまってしまう だから 今旅行中です 病気で死にました」
 「台湾の島の近くに 小さな島があり そこに送られます 帰ってくるとニコニコだったそうです」
 「どうしたんですか」
 「脳を やられたんでしょうね」

 「天安門事件も同じです」
 「・・・」
 「政権が変わらなければ 本当のことは分からないでしょう」

アラブの少年のニッポン旅行 6

2016-02-11 06:09:03 | 日記
         
 1947年の2月28日に、
 「台湾で2・28事件が起きました」

 「台湾は ニッポンが50年間 統治しました そのニッポンが戦争に敗け撤退すると大陸から蒋介石の軍隊がやってきました」
 「最初は お兄さんたちが来てくれた 大歓迎だったのです ところがこの軍隊が何をしたか」
 「ボロボロの姿でナベやヤカンをひきずって行進し やがて 街をよごし モノを盗み そして〇〇〇をおそったんです」
 「〇〇〇ってなんですか」
 「ううーん 大人になればわかります」

 「ははは 知らないんだ」
 「なんだと このクソガキ おとこイブン・バツーダ そこまで言うんなら言いましょうか おっと その手は喰いません」

 「台湾の人々は がっかりです  
   イヌは帰った   
   ブタが来た    
  イヌはワンワン鳴くがモノはぬすみません がつがつしません」

アラブの少年のニッポン旅行 5

2016-02-09 09:50:57 | 日記
                
 天安門事件について、
 「何人ぐらい 死んだんですか」
 「それが わからないんです」
 「どうして わからないんですか」
 
 「ロシアの情報部は 3000人ぐらい死んだっていう報告をしていますが」
 「すごい人数ですね」
 「ひしゃげた自転車の写真があります ヒトがいません」
 「どうして いないんですか」
 「数十トンの戦車に轢かれたんです 肉も骨もすりつぶされたんです」
 「すごいですね どうしてそんなことができるんですか」
 「北京から離れた地方の兵士に命令したからかもしれません」

 「なぜギセイシャの人数がわからないんです かぞえればいいでしょう」
 「そこですね」
 「どこですか」
 「君たちは 2・28事件を知っていますか」
 「ニッポンでおきたんでしょう」
 「それは 2・26事件です」

 3人の少年の名前は、
 1、エス君
 2、マルさん
 3、アイちゃん
 1の本名は「イエス」、2は「マルクス」、3が「アインシュタイン」、みんなアラブの特待生。

 おっとセンセーは、アラブの怪物・イブン・バツーダ、7カ国語をあやつり、あらゆる学問に通じているので、彼があらわれると、へーボンな学者は逃げて回る、さて、どんな旅になるんでしょう。