ヒカルと量子コンピューター 1 2017-05-31 04:06:38 | 日記 ヒカル君が、 「パパアは 学者なの」 「ヒトは そういうね」 「ヨーロッパで 有名なんでしょ」 「だれが 言ったの」 「美人センセー ニッポンでは評価されないんだって」 「まあね」 「キチガイ学者って 言われてんでしょう」 「そーみたいね」 「みどり先生がね」 みどり先生は美人先生のコト。 「ニッポンでは 理解されないでしょーって」 「そうかもな」 「どんな研究なの」 「10歳の少年には ちょっとムリだと思うよ」 「エリちゃんも 知りたいでしゅー」
少年とパトラッシュ軍曹 3 2017-05-30 04:19:10 | 日記 ヒカル君は美人先生に、 「ママのコト 知っているんでしょう」 「ええ フランスの学校で ごイッショしたの」 上流クラスの子弟(してい)の通う学校。 「ヒカル君のママは ヨーロッパの古い王家の王女さまだったんです」 「えっ」 「あら 知らなかったの どうしましょう」 「パパ そんなこと言わなかったよ」 「あの方らしいわ」 意外とおしゃべりみたい、 「聞いてもいい」 「パパにおこられそー どーしましょー」 ほんとうはしゃべりたいみたい、 「どうして 王女さまがカイジューと結婚したの」 「ううん どうしてかしら その頃 これは『今世紀のナゾ』って言い合ったのね」 「パパだって いいとこあるよ」 「あ~ら ごめんなさい そうだったわね」 このヒト、とんでもないおしゃべりみたいだ。
少年とパトリッシュ軍曹 2 2017-05-29 04:40:34 | 日記 少年とイヌの関係はほほえましい、親類にイヌの訓練士がいたので何種類ものイヌを飼った、 1、スピッツ 2、コリー 3、シェパード 4、ボクサー 5、ドーベルマン そして、 6、甲斐犬 6は日本犬で例外、知り合いの家のモノ、「甲斐犬」は日本オオカミの血が入っていると主張する人がいる。 甲斐犬は高いトコロに上りたがる、テレビで若い甲斐犬を山に連れて行くと向かいの山にシカの群れ、ピクピクと鼻が動いた、 「血が目覚めたようだ」 近所に甲斐犬を連れている土建屋がいる、彼らが行くコースには野良ネコがいない、聞いてみると、 「こいつ ネコのツメをさっとよけて クビをくわえて たたきつけるんでさあー」 生まれついての戦法か、どうやら本当らしい。
少年とパトリッシュ軍曹 1 2017-05-28 10:40:54 | 日記 シュールなあの事件から2年、ヒカル君は10歳、エリーちゃんは6歳、もうイチゴのパンツははかない、愛犬のパトラッシュだが、どうしたことか「シャキーン」、パパアが、 「地位は ヒトをつくるというが」 「肩書きが イヌをつくるんだなあー」 そう、あの時、軍曹(ぐんそう)だった、それで、しっかりしたんだろう。だから、もうチン〇ンをなめない、エリーちゃんが6歳でずいぶん可愛い、原宿でよく声をかけられる、高尾山の初雪のような白い肌、秋の夕日に染まった雲のような巻き毛、そしてワン・パックが1000円のアマオウのような紅い唇。 「1500円のにしてよ」 かわいいのはかわいいのだが、口が悪いのだ、こまったもんだ、