GJ 研究所 

AIの時代が来ている ヒトが取り残されている これはいい世界なか 中国とアメリカの独走を阻止できるのか

ドストエフスキイーとNihilism 2

2015-05-14 10:12:40 | 日記
      
 最近、またドストエフスキーが注目されている、ドストは、この問題を徹底的に考え抜いた作家だった、彼は、ヨーロッパの思想家が踏みこまない地点にまで踏みこんでいた。

 すべてが神のはからいであったとする、だから、大人に不合理な災難がふりかかるのは、まあー 納得しよう、それは、大人というものは、多かれ少なかれ悪いことをしているからだ、
 1、ウソをつきました
 2、オレはウソなんかついたことがない

 どちらがウソつきかはわかりますね、特に女性というもの、「わたしは おなかの中まで真っ白」、ウソさんが怒った。
 「おれは そんなにひどくはない」

 大人はしかたがない、ところが子供はどうだろう、なんの罪もない子供が、なぜ殺されなければならないのか、ロシアの真冬、サデスチックな父親にいじめられ、たたかれ、戸外に放り出される、
 「神ちゃま」
 
 なせ、神は答えないのか、それも試練というのか、ドの疑いは深い、キリスト教世界を根底からひっくり返す疑問になった。