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詐欺師の手口(その1)

2007-11-20 07:00:04 | 気がついたこと
つい最近まで、おれおれ詐欺だとか、振り込め詐欺だとかが横行していたが、マスコミで取り上げるようになって、少し沈静化してきたようである。しかし、詐欺を働く人が急に態度を改めたわけではない。手口を変えているだけである。

ここ数年でも自分の身の回りで、詐欺にあってひどい目に会った人を何人か知っているが、要するに相手の心理面の弱い所を付く手口が多い。このブログを読んでいる人も引っかからないように幾つか書いておく。特に、詐欺は程度差はあれ双方が合意の民事事件であり、刑事事件(傷害、盗難、恐喝など)ではないので、警察もまともに対応してくれない。おかしいと思えば、他の人と一緒に相手に会うとか、年長者に事前に相談するくらいの事をすべきである。問題が起きれば、弁護士に相談する必要があるが、その場合でも、相手を信用する前に相手の運転免許証で住所、年齢は確認しておくべきである。更に、もう一つの別の身分証明が出来るものを相手に要求すべきである。海外ではダブルID(二つの身分証明がないと相手を信用しない)が常識である。それ以外は知らない相手を信用をしてはいけないというのが大人としての常識だと思ってほしい。初めての人に会った時は、名刺に記載されている事は信用しないというが大事である。名刺の肩書きや会社名を見て先入観を持つと相手を見る目が最初から間違っている。そういう手口に引っかからない為に、知っている話をいくつかのパタ-ンに分け書いてみる。

「ヘッドハンティング型」

最初は、会社の経営者の1人になって欲しいと相手から持ちかけられる。経営活動の実態のない会社か架空の場合もある。会社の登記簿を相手に要求して,まず実態を確認するべきである。相手はあなたの年齢や性別に関係なく、社会的には専務だとか、常務取締役に相応しい人だからと言って持ち上げ、経営参加を求める。大体、相手は単独でも複数でも1人の人間を騙すわけだから、数人から同じように言われると悪い気はしないし、その気になってくるのが、落とし穴である。その代わり協同経営者(運命共同体)だからと言って、出資をお願いしてくるパタ-ンである。出資したら、経営状態が悪いから、経営が破綻し たからと言って出資金を戻さない。逆に、架空の数字を見せられ、出資した金が儲かっているるように見せかけ、更に出資すれば、もっと儲けが増えると言って勧誘し、出資した途端にドロンと消えるパタ-ンもある。

お金がない人からは、役員に登録するから保険証のように写真が付いていない身分証明書が欲しいといって、その保険証を利用して別の金融機関から本人になりすまして勝手に借金する。その付け(返済要求)が、1ケ月後か数ヶ月後に本人に回ってきた時には、相手は行方不明のパタ-ン。

10万とか20万を貸して欲しいと言って、準備して渡そうとすると、幾らかは準備できたと言って半分とか2,3割の金額を戻すタイプ。これは、幾らかを戻してくれので、貸した方が悪い人ではないと思い込ませる手口である。時には、渡したお金で物を買ってくれたり、食事を奢ってくれる。よく考えれば自分のお金なのに、引っかかりやすい手口である。これに引っかかるとまた相手は同じような金額を理由をつけて何回でも要求してくる。







 








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