先週から論語を読み始めた。今から2500年前、日本では有史以前ということになるが、中国の孔子と彼の門弟による「人間はいかに生きるべきか」の問答集をまとめたのが論語である。超スロ-ライフの時代に作られた論語は、読み手に対して西洋医学の特効薬的効果を与えるものではなく、むしろ漢方薬のように毎日繰り返し服用しないと効果がないかも知れない。しかし、今読んでも、現代人の琴線に触れる内容のものが多い。ある意味では人間の真理を付いてると思えるのだが、2500年も経過しているのに、人間の心理というのは発達とか進歩するという事がないのだなと思ってしまう。しかし、今日から2500年後も、論語を読んでる可能性が高いと思うと、人間社会というのはつまらないなとしか思えない。社会人になってから数十年たつが、論語に興味があるのは、日本人だけで、新聞に掲載される外交や軍事や政治の記事を見ていても、欧米の人はこういう考えには興味がないと思える。まして、今の中国が日本に対する外交的な対応を見ると論語って何処の国で作られたのかと疑わざるを得ないという気持ちである。
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