秋........もの言えば内閣淋し安倍政権

ブランチに立ち寄ったホテルのガ－デンレストランで咲いてたススキを撮影してみた。陽射しはまだ暑いのだが、秋の象徴のようにススキの穂が輝いて見える。学生時代に南九州にある”えびの高原”のススキの原に行った時の事を思い出す。ススキの原に行くと、自分の身長より高いススキが辺り一面に穂を出していて、まるでススキのジャングルと言った表現の方があってるような平地だった。

数日前から、セミの声も途絶え、夕刻になるとどこからともなく虫の声が聞こえてくる。秋と言えば、天高く馬肥ゆる秋。今年は、馬インフルエンザの影響で競馬のサラブレッドも中央競馬会も受難の年である。秋の臨時国会も明日10日から開催されるが、大臣の不祥事や、自衛隊のイラク派遣の撤収を巡って民主党と自民党の政局争いの火ぶたが切られる。今日あたり、永田町は嵐の前の静けさかも知れない。安倍政権と長期政権の自民党が倒れると、幽霊の正体見たり枯れ尾花という一句が現実味を帯びてくる。尾花は馬の尻尾のようなススキの別名であり、幽霊とは大臣に就任しても一瞬で辞任する議員であり、霞ヶ関では、時折出没する年金や税金を我が物顔で無駄遣いする役人の事である。