栗田工務店 スタッフ ここだけの話

快適な空間づくりをめざす―(株)栗田工務店 この空間では,『歩き遍路日記』『介護日記』『etc・・・な話』を展開します♪

世界で一番貧しい大統領

2015-06-25 13:25:51 | 相談役のつぶやき





「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、

          無限に欲があり、いくらあっても満足しないことです。」



   

   ある新聞のコラムで目についた言葉、

   これは、2012年リオデジャネイロで開かれた 環境に関する国際会議でのウルグアイの

   大統領ムヒカ氏のスピーチの一節である。




   彼は、公邸に住まず 自分の農場で農作業をしながら暮らし、給与の大半を貧しい人達

   に寄付し 古びたマイカーを運転し公務に向かう 世界一貧しい大統領、清貧の人である。





「私達は幸せになる為に文明を発展させてきたが、自分達が幸せに生きるために作ってきた

   仕組みがうまく使いこなせなくなってきた。

   80億の全人類が贅沢の限りを尽くしてきた西欧社会の様に 物を買ったり 無駄遣い出来

   るそんな原料は世界にはない。

   人より豊かになるために情け容赦ない競争をくりひろげ、誰もが持っている 家族や友人

   他人を思いやる気持ちはどこへいったのだろう。

   人間は文明を発展させたが、経済競争の中で私達は踊らされている。

   水不足や環境の悪化の本当の原因は、私達が目指してきた幸せの中身にある。

   見直さなければならないのは 私達自身の生き方なのです。

   

   社会が発展することが 幸福を損なうものであってはなりません。

   発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです。

   

            人と人とが幸せな関係を結ぶこと

            友人を持つこと

            地球上に愛があること-。

   

   これらは 人間が生きるギリギリ必要な土台で、発展はこれらを作ることの味方でなければ

   ならない。」

   


   世界から見ればとるに足らない南米の小さな後進国に、世界の巨人を見る思いだ。


   彼は“ぺぺ”と国民から親しみを持って呼ばれ、惜しまれながら 昨年 大統領を辞任したが、

   彼のスピーチは今も世界中の人達に共感の輪を拡げている。


   私が子供の頃 自家用車を持つことは夢のまた夢であった。


   当時 アメリカの黒人達がお湯よこせ運動でデモをやったというニュースをみて、何と贅

   沢な黒人達と思ったのだが、それ等すべて いやそれ以上のものを手に入れた私達は、果た

   して幸せになったのだろうか。

   国民幸福度は 小国 ブータンに はるかに劣る。

   何をもって企業経営すべきなのか。

   対前年比○○%UPの経営計画作成があたり前で過酷なノルマを与え、従業員を酷使する

   ブラック企業と思われる大手企業も多くいる。

   そんな経営者が素晴らしい立派な経営者として もてはやされる。

   

   私達は 今やマイナスの経済学、社員の幸福度を考えた経営を考える時ではないのだろうか。

   (『世界で一番貧しい大統領のスピーチ』 汐文社 子供向け絵本だが売れに売れている。)
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幼児の前世記憶

2015-06-15 13:42:26 | 相談役のつぶやき



この1年ほどの間に 親しい人が相次いで亡くなった。

近頃は おめでたい話にトンと縁が無く、弔事の知らせばかりが届く気がする。
人生は無常、若いからといって油断は出来ない。
明日は我が身かも知れない。

    死後はどうなるのか?
   

    極楽か地獄か?


    いやそれ以前に、あの世は存在するのか?
    誰も行ってきた人がないので、永遠の謎である。

       

ところが、この難問に取り組んで 「あの世は存在する」 と主張する学者がいる。





福島国立大学で経営学を研究する  飯田 史彦教授  で 数々の本を書いておられる。

 

 この類の本の殆どが霊能力者や運勢判断者などが書 いているが、れっきとした国立大学の経営学教授が書いた本という事で、
私は大いに興味をそそられ、 この本も読み、講演会も聞きに行った。 

 内容は、4~5才位までの幼児が前世の記憶を覚えているというもので、何人もの幼児の話を聞き取り 調査した結果として、
あの世が存在すると説明している。

 この研究発表は1995年に学術論文として学会誌に発表されたものが反響が大きく問い合わせが絶えないので本として発行したものです。                         
 

 更に、この本を読んだ横浜市の池川クリニックの医者が3,600名の親子にアンケート調査を行い45%の回答を得て、
その内33%の子供達が、生まれる以前の記憶を持つことが分かったというのである。

この調査に基づく子供達の前世記憶を語るビデオ上映会が最近 新居浜市でも開かれたが、全国で勉強会が開かれているようである。


 私は多くの人に この本を勧め、息子のお嫁さん達にも勧めたが、一人お嫁さんからの感想は、
「この本は私に これからの生きる目的や 物事の考え方をプラスにする、とってもいい本に出会えたと思います。
最初 手にした時 読みきれるかと思いましたが、気がつけば涙をこぼし、2日間で読み切ってしまいました。
私の この入院も 今の私に必要だったから与えられたものだと思うし、子宝に恵まれたのも、きっと大きな意味があると思い、
とても幸せなことだと感じています。」

今のところ 私の孫の中には 前世記憶を持つ子供はいなかったようであるが、今年生まれた孫が話せるようになれば 聞いてみたいと思う。

赤ん坊の瞳を見ていると、深い瞳の中に

                「私は何でもお見通しよ」
                         と語りかけているように思えるのである。


この幼児の記憶は、小学校へ入学するとなくなるという。

 

今年生まれた孫が 早くしゃべれるようになるのが待ち遠しい!

"ワクワク” である。


寺川勲雄
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梅雨時期の工事

2015-06-09 11:28:48 | スタッフここだけの話
こんにちは 恩地です。


雨が多い この時期、外部工事の工程管理には大変苦労をします。

特に外部の塗装工事ですが、天気が良くなっても すぐには塗装出来ません。

1日乾燥させてからでなければ塗装出来ない場合が多いのです。

又、作業中に雨が降ると 塗料が流れ余計な手間と時間がかかり

お客様に迷惑がかかります。


最近 天気予報の精度が良くなり、その情報を得ながら工程を進めて

いくのですが思うようにはいきません。

自然には勝てないですよね~


しかし雨が降らないと困る人もたくさんいるのですから一方的な見方で

この時期をとらえるのはダメですね(o^-^o)


毎年のことですから、お客様とよく話し合い、工程を組んでゆく事が

大切であると 改めて思いました。








 
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