書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

吉田 兼好・書状

2007-08-25 08:35:03 | Weblog

吉田 兼好(1283-1350)
言わずと知れた日本の三大随筆に数えられる「徒然草」の作者である。
北面の武士として後宇多天皇に使えたらしいが、
意外とその伝記は詳らかではない。
当時の和歌四天王との記録が有り、
幾つかの和歌を残している。
悪党野蛮な人物とされる高師直の横恋慕の恋文を代筆したとされる。

典型的な和様の書であり、相当に鍛錬された筆跡である。

読み:
御寺坊葱別(無子細候覧)