書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

道元・普勧坐禅儀

2007-08-03 08:08:07 | Weblog

道元(1200-1253)
曹洞宗の開祖。
公卿の家に生まれたが、早くに両親を失い出家する。
27歳にして宋へ渡り、帰国後、「普勧坐禅儀」を著し、
人々に座禅を薦めた。
比叡山との軋轢を避け越前に赴き、永平寺を創建した。
生涯の説法を纏めたのが「正法眼蔵」である。

鋭く筆を立て紙面を裂くような筆法はは独特であり、
個性的な書を多く残している。