なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

パレツキー長編読み終わる

2009年02月17日 23時59分05秒 | 本・雑誌
「ブラッディ・カンザス」(原題:BLEEDING KANSAS)サラ・パレツキー/アメリカ 2009/1 読了 ☆☆☆☆
V・I・ウォーショースキーシリーズ以外で初めて読んだパレツキー作品は、彼女の故郷カンザスの雰囲気たっぷりに(行ったことないで知らないが、作中にもでてくるとおり題名の血を流す歴史があるらしい)家族ドラマと反感や対立のうずまく隣人たちとのシリアスな物語だった。
パレツキー自身の体験もさまざまな形で作中に反映されているらしいが、親子関係、都会と田舎、異教徒との軋轢など対人とのコミュニケーションのとりかたを教えられる。
ウォーショースキーシリーズは、歯抜けにしか読んでいないが、新作を楽しみに待つ。

「文芸誤報」斎藤美奈子 2008/11 読む
朝日新聞文芸時評も担当する文芸評論家の最新書評集。川上未映子、三崎亜記、有川浩など新しい書き手に注目した『週刊朝日』連載をまとめる。ここでとりあげた劇団ひとり『陰日向に咲く』は100万部突破した。宮本輝、渡辺淳一、ナベツネなど大御所を斬る刀も鮮やか。(出版社)

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