なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

やなり

2006年02月06日 23時28分20秒 | 本・雑誌
・「ねこのばば」畠中恵 2004/7 読了 ☆☆☆
小鬼みたいな身の丈が数寸の鳴家(やなり)たちが、かわいい。いろいろな妖(あやかし)のキャラクターはおもしろいが、5話ともストーリは、軽すぎる。しゃばけシリーズも2冊読めば十分かな。

・「考える日々Ⅱ」池田晶子 読み途中
精神科医をしている知人に、「あなたは廃人のサラブレッドだ」と評された池田氏は言う。
『五木寛之の「大河の一滴」を読んではいないが、タクシーに乗ったその宣伝ステッカーが張ってあるので知った。「希望をもつから絶望するのだから、絶望から始めるのが生き抜くコツだ」という内容らしい。これだけ読むぶんには、この考え方は、したがって間違いである。哲学的に正確に期すならば「希望も絶望もじつはないと知ることが、生きて在るそのことだ」と言うべきだろう。まったく、ミもフタもない』

「吾輩は猫である」 これから読む。

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