なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

コラム系三冊

2006年01月27日 23時59分03秒 | 本・雑誌
・「そして歌は誕生した」読み途中
いやはや、各歌の誕生にまつわり歌手、作曲家、作詞家にいわく因縁のあること驚くばかり。
このNHK番組、昔、たまにみた記憶があるが?

・「なにわの夕なぎ」田辺聖子 2003/1 読み始める
2001・4・2から2002・9・30まで朝日新聞夕刊「ゆくも帰るも浪花の夕凪」として掲載されたコラム。
田辺氏は、中国映画の「山の郵便配達」をみてあまりにも質朴素直なお話で感動していた。
初老の郵便配達の父親ガ引退することになりあとを引き継いだ息子の初仕事の日、父は同道する。今まで父と旅をしてきた愛犬の名前が次男坊である。(原作ではただ“犬”らしい。)ただ、違和感があったのは、愛犬がみるからに血統書つきのりっぱなシェパードでとても田舎の郵便配達がつれてあるく犬にみえないと指摘していた。そうだよなあ、自画像のポン太ぐらいが適役だよ。
昔、この映画を劇場でみた時、中国にはいい監督(フォ・ジェンチイ)がいるものだなあと感心し、また、その時のパンフに、それまでチャン・イーモウの作品中心にみていたがこの監督も古い世代になりつつあることを知る。

・「考える日々Ⅲ」池田晶子 2000/12 読み始める
 1999・12・26から2000・12・17までサンデー毎日に掲載されたコラム。
 今、小説家以外で一番お気に入りの文筆家、週刊誌でのコラムしかしらないが(14歳からの哲学他、著作は人気ある)目からうろこが落ちる状態の鋭い考察。たまに、こちらの頭の回転が追いつかず。
今回も相田みつお、人間中心主義、自分探し、などなど切りまくってる。
こういう人が友人にいたら、楽しいだろうか怖いだろうか。

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