「そして、こうなった」佐藤愛子 2000/9 読了 ☆☆☆
いまこそ、単純に、素朴に、生きようじゃないか。モーレツ愛子さんの、過激で愉快な“我が老後”シリーズ第4弾。お腹の底から笑い、そして勇気がわいてくる傑作エッセイが満載。(「BOOK」データベースより)
著者が喜寿を迎えた頃、一年間月刊誌に書かれた老後の身辺雑記。この「そして、こうなった」を書いて、そしてある日パッタリ死ぬ。そうなったら”有終の美を全うした”ことにはなりはしないか?どうせ死ぬのなら死の苦しみを補って余りあるような、人を面白がらせるような死に方をするのも一興だ。と言いつつもあいかわらずの怒りとユーモアが炸裂する内容でだった。短気で怒りの基準が自分とあうのがこの著者の本を読む理由か。著者は新聞の身の上相談を「回答の勉強」として愛読しているが回答者にはなれない話の「相談回答失格者」がおもしろかった。
この当時も夏には、北海道の浦河の別宅ですごしていた。
いまこそ、単純に、素朴に、生きようじゃないか。モーレツ愛子さんの、過激で愉快な“我が老後”シリーズ第4弾。お腹の底から笑い、そして勇気がわいてくる傑作エッセイが満載。(「BOOK」データベースより)
著者が喜寿を迎えた頃、一年間月刊誌に書かれた老後の身辺雑記。この「そして、こうなった」を書いて、そしてある日パッタリ死ぬ。そうなったら”有終の美を全うした”ことにはなりはしないか?どうせ死ぬのなら死の苦しみを補って余りあるような、人を面白がらせるような死に方をするのも一興だ。と言いつつもあいかわらずの怒りとユーモアが炸裂する内容でだった。短気で怒りの基準が自分とあうのがこの著者の本を読む理由か。著者は新聞の身の上相談を「回答の勉強」として愛読しているが回答者にはなれない話の「相談回答失格者」がおもしろかった。
この当時も夏には、北海道の浦河の別宅ですごしていた。