なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

当分は海外物

2007年01月07日 23時59分43秒 | 本・雑誌
「すべては死にゆく」(原題:ALL THE FLOWERS ARE DYING)ローレンス・ブロック 2006/11 読了 ちょっと甘いが☆☆☆☆☆
著者は、本書でこのシリーズ最後とは明言してないようだが、結末から推測するとその可能性が高いので内容的にやや物足りないが五つ☆進呈。
精神異常者らしき連続殺人者のストーリーは、ローレンス・サンダースの大罪シリーズを彷彿させ初期のスカダーもののほうが好きだが…。ただ、スカダーと妻のエレインに迫る危機がいっそう二人の絆の強めるところは、すばらしい。終盤でスカダーが、過去の人物達を走馬灯のように思い浮かべるところは題名にぴったり。
14作目の「皆殺し」で殺されたAAのメンバーでもあったスカダーの助言者(スポンサー)ジム・フェイバーのような人物が自分にもいたらなあと常に思う。
エレインがTJとするトランプはピナクル(他の2人ゲーム:ジンラミー、クリベッジ、カジノ、カナスタ)

図書で予約本4冊借りる。
「沈黙のルール」デイヴィッド・リンジー
「12番目のカード」ジェフリー・ディヴァー
「真夏の航海」トルーマン・カポーティ
「書店繁盛記」田口久美子

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