なんとなくな日々

SL残日録(個人的なメモ帳)

インド

2008年04月24日 23時59分06秒 | 本・雑誌
「喪失の響き」(原題:THE INHERITANCE OF LOSS)キラン・デサイ インド/アメリカ 2008/3 読む
女性作家としてブッカー賞最年少受賞!喪失と再生をめぐる家族の物語。

少女サイは、インド人初の宇宙飛行士を目指していた父を母と共に交通事故で亡くすと、母方の祖父である偏屈な老判事に引き取られた。老判事はすでに引退し、ヒマラヤ山脈の麓の古屋敷に隠居していたが、孫娘の出現は判事と召使いの料理人、そして近所の老人たちの慰めとなるのだった。やがてサイは、家庭教師のネパール系の青年ギヤンと恋仲になる。急速に親密になっていくふたりだが、ネパール系住民の自治独立運動が高まるにつれ、その恋には暗雲がたちこめる――。

時代の流れに翻弄されながらも力強く生きる人々の姿をコミカルにチャーミングに描きあげるインド系著者の出世作(うらがき)

朝のラジオは

2008年04月24日 23時57分37秒 | 生活
平日の朝、モーニング喫茶へ入る前にタイミング的に車中で聴くNHKラジオ第1ラジオあさいちばん「ビジネス展望」が4月から1週間分NHKオンラインで聴けることになる。

ゲストのなかでも特に慶応大学の金子勝、日本総研の寺島実郎、評論家の鈴田敦之を聴けば、民放ニュース番組で登場する不要で耳障りなコメンテーターと違って日本がどうなっているのか鳥瞰的にわかりやすく教えてくれる。