オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

【アーカイブ】2012道南の旅 大沼、江差・開陽丸、松前

2020年05月19日 | 北海道
2012年6月、大沼に2泊し、レンタカーで函館、江差、松前を周遊しました。
大沼の湖畔のレストラン。湖ではないが湖畔という語句を使いました。湖と沼の違いは何かというと、沼は湖より比較的水深が浅く、ヨシなど水生植物が茂っているというのが定義です。車を走らせて厚沢部経由で江差に来ました。榎本艦隊の旗艦・開陽丸の原寸大レプリカです。オランダによって建造されたスクリュー推進の鉄張り木造船です。排水量2590トン、16センチ・クルップ砲16問を搭載。ペリー艦隊のような外輪船ではない、当時の世界最新レベルの軍艦です。。箱館戦争の時、榎本艦隊は江差攻撃に参加し、暴風で座礁し沈没しました。レプリカは1990年に完成しました。艦内の弾薬庫。これらの砲弾はすべて海中から引き揚げられた実物です。模型開陽丸の絶好の撮影ポイントである防波堤へは徒歩では行けません。防波堤に行くには渡船と許可が必要です。
開陽丸については佐々木譲の「武揚伝」、安部龍太郎の「開陽丸、北へ」などで描かれています。ちなみに佐々木譲は生まれは夕張、高校は札幌です。「エトロフ発緊急電」以来ファンになり、国際サスペンスもの、北海道もの、歴史ものなどかなり読みました。網元の横山家江差線の終着駅、江差駅江差駅ホーム。江差線木古内・江差間は2014年に廃線になりました。
小学校3年の時、親父が奥尻島で仕事をしていたので、学校の夏休みを利用し親父に連れられて奥尻へ行きました。海が荒れていたので江差の宿で数泊し、奥尻に渡りましたが、私は船は初体験、小さな船は大揺れ、船酔いでゲーゲーでした。島での滞在は1週間程度だったと思いますが、夏風邪を引いて数日寝込み、帰りの船ではまたも船酔い。よく生きて帰ってきたものだと思います。私は虚弱児でした。江差から海沿いにドライブし松前に到着松前城の天守は旧国宝の指定を受けていましたが1949年に失火により焼失しました。現在の天守は1960年に復元されたものです。私は小学校1年のときに母親と松前に来ています。桜の時期だったと思いますが、なんとなくしか覚えていません。松前城跡は里桜の名所です。大沼湖畔の日暮山展望台から見た秀峰・駒ケ岳。独立峰で姿が美しい活火山です。標高は1131m、別名渡島富士。1929年(昭和4年)6月に噴火し、死者2名のほか多数の家畜被害が出ました。大沼はもともと駒ケ岳の噴火によってせき止められた湖沼群です。私は小学校の遠足で駒ケ岳、8合目の馬の背まで登りました。頂上剣ヶ峰は立入禁止です。2012年6月の時、車で登山口まで行きました。その後ネットで調べると車で6合目まで行けるそうです。6号目からだと8合目までは約1時間半。往復2時間半なら今の私の体力でも行けそうな気がします。行きたいですね。大沼・小沼・ジュンサイ沼、剣ヶ峰、内浦湾が一望できます。小学校の時は最寄り駅からだらだら歩きました。
大沼のボート上から撮影した駒ケ岳水上レストラン
大沼公園駅

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