オーロラ特急    ノスタルジック旅日記 

旅好き、歴史好き、鉄道好き、クルマ好き、カメラ好きの団塊ボーイが社会科見学的な旅を続けます。

九州・古城の旅 唐・新羅に備え大和朝廷が築いた山城、鞠智城

2016年09月13日 | 九州

鞠智城歴史公園の防人のモニュメント
菊池市に隣接する山鹿市の鞠智城歴史公園に立ち寄りました。鞠智城は7世紀後半につくられた朝鮮式古代山城です。朝鮮半島の白村江の戦いで新羅・唐の連合軍に敗れた大和朝廷は新羅・唐軍が対馬海峡を渡って九州に攻めてくることを怖れて北九州一帯に多くの城塞をつくりました。最前線である対馬に金田城、今の福岡県には太宰府、大野城、水城、基肄城がつくられ、鞠智城は後方支援基地でした。
平安時代に太宰府から派遣された菊池氏の初代は鞠智を菊池とかえて名乗ったそうです。

八角形鼓楼

長者館

温故創生館


温故創生館の1階


2階の展望フロア

2階からの展望。鞠智城跡は鼓楼のほか兵舎、米倉、板倉が復元され、土塁や堀の跡も整備されています。私は北海道出身、東京在住のため九州の歴史も、また古代の歴史もまったく無知であるため、鞠智城、鞠智一族のことは新鮮でした。



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