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世田谷美術館に行くために田園都市線・用賀駅に来ました。
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用賀駅からきぬた公園までは用賀プロムナードという遊歩道が整備されています。
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きぬた公園の入口。正式には砧公園と書きますが、砧という字はまず読めないですね。
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広大な緑地公園です。文京区や豊島区では考えられない広さです。
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「竹中工務店 400年の夢 時をきざむ建築の文化史」を開催中。5月に北区飛鳥山で開催された「渋沢栄一と清水建設」展に続き、大手ゼネコンの歴史を振り返るイベントです。
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世田谷美術館
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正面玄関
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撮影OKの展示パネル
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美術館内部
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屋外のカフェテラス
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昔、スイスの地方都市で見たような廊下橋
「竹中工務店 400年の夢」展を見にくることになったきかっけは日本経済新聞の同展を紹介する記事でした。「建築に関する展覧会といえば、建築家を筆頭に作り手側の視点で語るものが大半。ところが本展は設計・施工を担う企業を取り上げつつ、建物を眺め、そこで働き、暮らした同時代の人々のまなざしに重点を置く。モダンな建物があこがれや誇りの象徴だった時代を経て、建築が思い出や記憶を宿す存在へ変わりつつあることを物語る」。いい原稿でした。日経新聞はいうまでもなく経済・産業を主体とする新聞ですが、スポーツ面や文化面にきらりと光る記事があります。この記事を読んで世田谷美術館を訪ねた次第です。
竹中工務店は多くの歴史的な寺社建築を手がけており、大圓寺薬医門(愛知県)、三縁寺本堂(三重県)、寂光院薬医門(愛知県)、正福寺本堂(三重県)、志摩国分寺本堂(三重県)、大宝神社(滋賀県)、東福寺方丈(京都府)、遊行寺本堂(神奈川県)、竜口寺五重塔(神奈川県)が十傑だそうです。
竹中工務店は愛知県が発祥で、もともとは織田家の普請奉行でした。豊臣秀吉の軍師、竹中半兵衛とはどこかでつながっていたのかも知れません。明治以降に本拠を大阪に移し、近代的な建築会社へと発展し、大手ゼネコン5社の中では唯一現在も非上場の会社です。
東京ではかつての朝日新聞本社ビル(千代田区)、そのあとの有楽町マリオン、東京ドーム、東京サンケイビル、新国立劇場、大阪のあべのハルカスなどが施工実績です。
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