確率的にはあまり高くないのですが
たまに良いアーティストが出てくる
毎月15日のMAP（Music Alliance Pact）。
1月分は34ヵ国の34アーティスト。
今回はDelay Trees級のバンドがいました。
「Underground Overground」という曲が紹介された
グラスゴーの新人バンドGalleries。
学生3人とBBCの政治記者Andrew Blackの4人組です。
The NationalとJimmy Eat Worldなどの
影響を受けているようですが
「Underground Overground」という曲は
キラキラしたギターと透明感が心地良いです。
それでいて骨があります。
MySpaceの他の2曲もまずまず。
近くデビューEPを発売するようです。
今回のMAP、他にも少し気になるアーティストがいるので
そのうち書くつもりです。
MySpace → ♯
Lucky Soulの新曲「White Russian Doll」の
ヴィデオが出来上がっています。
12月初めにベルリンで撮ったもので
ディレクターはJames 'Goodtimes' Slater。
さらにこの曲が
BBC Radio 2のMark Radcliffe & Stuart Maconieの
今週の‘Pick 'n' Mix’の1曲に選ばれたとのことです。
‘Pick 'n' Mix’は毎週4曲が選ばれ
投票をして一番得票が多かった曲を
翌週1週間、毎日かけるのだそうです。
投票は終わったようですが
結果はどうなったのか分かりません。
この「White Russian Doll」は
Pitchforkのトラック・レヴューでは
あまり高い評価ではありませんでしたが
個人的には結構好きな曲です。
「White Russian Doll」→ ♪
MySpace → ♯
Sindri Már Sigfússon、Ingibjörg Birgisdóttir、Halldór Ragnarssonの
3人を中心としたアイスランド・レイキャビクの7人組。
Morr Musicから新曲「Lion face boy」がフリーDLになっています。
実はMorr MusicはこれまでBobby Baby絡みの
Bobby and BlummとIt's A Musicalしか聴いたことがなかったのですが
このSeabearの曲はいかにもアイスランドといった感じの透明感に
適度に可愛らしさも感じられるポップ・ソングで良いです。
07年にアルバム『The Ghost That Carried Us Away』を出していますが
このジャケットは見覚えがあります。
3月には2ndアルバム『We built a fire』を発売、
同じく3月には米国・オースティンで開催されるSXSWに出演するようです。
メンバーのSindri（ヴォーカルの人？）は
Sin Fang Bousというソロ・プロジェクトでも活動しているようです。
1年以上前に一度書いたベルリンのPLAS-TICK。
Wham!「Last Christmas」のカヴァーで知った人たちですが
そのヴィデオがYouTubeにありました。
せめてもう1ヵ月早く気がつけば良かったのですが。
他では以前に紹介した「Himmel und Erde」のほか
「Quantensprung」のヴィデオもありました。
MySpaceの1曲目には
「Drahtlos（Home Edition）」という曲が追加されましたが
聴いたら多分、PCが壊れたと思いますよ！！
オフィシャル・ページでは
「Last Christmas」などがダウンロードできます。
El Perro Del MarとLykke Liによる
テラスでの「Change of Heart」ライヴ映像がありました。
場所はロサンゼルスのようです。
El Perro Del Marひとりでの
この曲のアコースティック・ライヴ映像は
前にも何度か紹介しましたが
今回はLykke Liのコーラス付きです。
悪いわけがない！！
「Change of Heart」→ ♪
昨日のTaxi Taxi!の次はカナダの双子姉妹Tegan and Sara。
こちらはタトゥーも目立つフォーク・ロック。
07年7月の『The Con』以来の2年ぶり6枚目のアルバムが
09年10月に発売した『Sainthood』。
前作に続きDeath Cab for CutieのChris Wallaのプロデュース。
ジャケットを見て少しテクノっぽい雰囲気だなと思ったら
シンセが実に効果的に使われています。
『The Con』の延長線上にありながらも
アルバム通して聴きやすい滑らかで軽快なサウンド。
人によって好みが分かれそうな気もしますが
個人的にはニュー・アルバムの方が好きです。
ひとつだけ残念なのが
前作の「Call It Off」のようなキラー・チューンがないこと。
それだけ全体的にレベルが高いのかもしれませんが。
「Hell」→ ♪
「Alligator」→ ♪
「On Directing」→ ♪
MySpace → ♯
それから、アルバムとは関係ありませんが
公開されたばかりの
こんなヴィデオもありました。
Tiësto feat. Tegan and Sara「Feel It In My Bones」→ ♪
90年1月16日生まれの
Miriam E. BerhanとJohanna E. BerhanによるTaxi Taxi!。
19歳のスウェーデンの双子姉妹デュオが昨年9月に発表した
1stアルバム『Still Standing At Your Back Door』。
09年の年間ベストを選んだ時はまだ聴き込み不足だったので
とりあえず暫定的に14位にしましたが
もっと上にしておけば良かったと後悔しています。
07年のセルフ・タイトルEPはBjorn Yttlingのプロデュースでしたが
今回はTapeのメンバーJohan Berthlingのプロデュース。
ストリングスやブラスを取り入れるなど
EPに比べると個々の曲がより魅力的なサウンドになっています。
パーカッションの入り具合も実に効果的。
しかしそれ以上に光るのがヴォーカルです。
同じくスウェーデンの同世代の姉妹デュオFirst Aid Kitとも
通じるところのある実に大人びた雰囲気です。
First Aid Kitほどのふてぶてしいともいえる凄みははありませんが
声もヴォーカル・スタイルも味があります。
ごく自然で等身大の心洗われる美しいフォーク・ミュージックです。
トランペットが印象的な「Ripest Fruit」がとくに気に入りました。
これからがさらに楽しみです。
「Ripest Fruit」→ ♪
「Ripest Fruit」（Live）→ ♪
「Birdful Eyes」→ ♪
「Still Standing At Your Back Door」→ ♪
MySpace → ♯
《Starflower、3月にニュー・アルバム》
フィンランド・ポリの5人組バンド
Starflowerの2ndアルバム『Ceasefires』が
3月3日に発売されます。
前作『Moment in the Sun』は
スウェーデンのMusic Is My Girlfriendから
06年に発売されましたが
今回はフィンランドのレーベル
KHY Suomen Musiikki Oy からのリリースです。
MySpaceで聴ける「You King」という曲は
シングルとして11月にデジタル・リリースされています。
MySpace → ♯
《Kommun、PSLライヴ》
KommunがPSLライヴに登場。
実は先月にも「Death of a CEO」で出ていました。
今回は「The Open Relationship」です。
そして、Vimeoには「Death of a CEO」のヴィデオもありました。
映画はあまり詳しくないので間違っているかもしれませんが
この映像は確か『Wall Street』だったと思います。
PSL「The Open Relationship」→ ♪
PSL「Death of a CEO」→ ♪
「Death of a CEO」ヴィデオ → ♭
スコットランド出身女性Shirley Mansonと
米国人男性たちからなる4人組バンドのGarbage。
1998年の2ndアルバム『Version 2.0』からの
3rdシングルが「When I Grow Up」。
当時、結構好きでよく聴いたこのアルバムからは
「I Think I'm Paranoid」、「Special」、「You Look So Fine」もヒットし
計4曲のヒット曲を生みました。
なかでも個人的に一番好きなのが「When I Grow Up」です。
「When I Grow Up」→ ♪
