MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

有隣堂は月1ペース

2021-06-13 00:52:52 | 雑記・メモ

4月に横浜の有隣堂で本を3冊購入したことは前々回に書いた通りですが
5月はゴールデンウィーク明けに、そして6月は一昨日の11日に
同じく有隣堂 横浜駅西口ジョイナス店に行って、本を選んできました。

本を読むのは通勤の行き帰りだけなので
月に2冊か3冊くらいがちょうどよいペースのようです。

5月に購入したのは次の2冊。
・シャーロット・ブロンテ「ヴィレット(下)」(白水社)
・ジュリア・キャメロン「ずっとやりたかったことを、やりなさい」(サンマーク出版)

「ヴィレット」は前月読んだものの続き
そして、自分としては珍しい自己啓発本の「ずっとやりたかったことを~」。

まずは、4、5月購入分の簡単な感想です。

「無敵の思考」は、ひろゆきらしい知恵が詰まった本で
納得させられながら読み進めました。
それにしても、わずか2ヵ月の間に、ひろゆきの株が一般でこんなに上がろうとは
思ってもみませんでした。
このところネットニュースで、彼が取り上げられないことはないです。

柳家小三治「落語家論」は、会報に連載した若手落語家に向けた文章です。
一般向けの内容ではないものの、なかなか面白かったです。
師匠の落語のように飄々としながらも味があって
そして何より伝統芸能である落語に対しての真摯な姿勢が感じられました。

C.ブロンテ「ヴィレット」は
上下巻でページ数もかなりあったのですが、かなり巧みに書かれています。
各登場人物が生き生きと描かれているばかりでなく
実体験をもとにしながら、かなり複雑なテーマに挑んだ意欲作です。
代表作の「ジェーン・エア」を上回る出来といっても過言ではなさそうです。

「ずっとやりたかったことを、やりなさい」は、原題が「Artist's Way」。
創作活動を諦めてしまった人のための12週間にわたるカリキュラムで、自己啓発本です。
基本となるのは、朝起きて思いついたことを毎日約30分間書くモーニング・ページ。
私も試してみましたが、睡眠時間がその分削られてしまった結果
寝不足が続き調子を崩してしまったため、2週間弱で中断しました。
環境が変わったら、再度チャレンジしようと思います。

そして、6月購入分は次の2冊。
・小川洋子「ことり」(朝日文庫)
・小川洋子「人質の朗読会」(中公文庫)

書店に行くときは前もって下調べをするということはあまりしないで
時間をかけて、あっちの棚こっちの棚を見て
何か面白そうなものはないかと、ウロチョロウロチョロしながら物色します。
結構、行き当たりばったりで本との出会いを待ちます。

面白いもので、前回は目に飛び込んできた本が、今回は何も訴えて来ないで
その代わり、前回も恐らく棚に並んでいたはずの1冊が
その時は気付かなかったのに、1ヵ月経ってあれこれと眺めていたら
偶然目に留まったりします。この出会いは多分、必然です。
それもそのタイミングでの必然。

今回の2冊は、レコードやCDで言うところのジャケ買い、タイトル買いです。
まずは、「ことり」のタイトルと表紙の挿し絵に惹かれ
思わず手に取っていました。
それから店内を数十分さまよって見つけたのが「人質の朗読会」。
こちらは明らかにタイトルにそそられました。
これも手に取ってよく眺めてみると先ほどのと同じ作者名。
小川洋子という名前は聞いたことはありましたが、読んだことはありません。
これも何かの縁だと思い、この2冊に決定。

帰りの電車の中、スマホで調べてみると、芥川賞受賞作家ではないですか。
私の知識はこの程度です。
もっと古い昭和の作家の作品は、若い時分にそれなりに読んだものですが
それ以降の人たちはあまり知りません。

本は何が買いたいのかはっきりしている場合はネット通販でもよいのですが
実店舗でないとこういう買い方はできませんね。



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