MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

Laleh / Me and Simon

2009-02-01 16:40:41 | レヴュー

アゼルバイジャンやミンスク、ベラルーシを経て
12歳の時にスウェーデンに渡って来た
イラン出身のシンガー・ソングライターの3作目。
移民の子供であり
国際化したスウェーデンの新世代を代表する
アーティストと言われているようです。

既に05年の「Laleh」、06年の「Prinsessor」が
かなりのセールスを記録していて
05年度スウェーデン・グラミーでは3部門を受賞しています。

アルバムを聴くのは今作が初めてですが
全曲自作でセルフ・プロデュース。
最初の8曲は英語で歌っていて
ペルシャ語が1曲、最後の4曲がスウェーデン語です。

ヴォーカルはハートフルで表現力豊か、
メランコリックな曲を中心に音楽性もかなり幅広いです。
正統派のポップ・ミュージックから
どことなくワールド・ミュージック的なものもあります。

ヴァイオリン、ギター、キーボードなどの楽器と
ヴォーカルが一体となった完璧な音楽を聴かせてくれます。
スウェーデン語で歌う「Snö」という曲は
映画「Arn – The Knight Templar」の主題歌で
ロンドン交響楽団が参加して
スケールの大きな曲になっています。

直近の1月30日のスウェーデン・チャートでは
アルバムが2位に初登場。
シングル「Simon Says」が60位から41位へ上昇、
そしてもう1曲の「Big City Love」も32位に初登場しています。

小さい体ながらパワフルなステージを見せてくれるようで
ファン層はかなり広いようです。


「Simon Says」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=pQJ6MWOF584
「Snö」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=gH-nywfotBc
「Invisible」(05年の曲)
http://jp.youtube.com/watch?v=9ll4SSMktwU
MySpace ↓
http://www.myspace.com/lalehsweden
オフィシャル・ページ ↓
http://www.laleh.se/

コメント
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