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MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

The Smiths / Unhappy Birthday

2009-05-23 20:19:46 | 今日の一曲

1日遅れましたが
5月22日はMorrisseyの誕生日だったようです。
なんと遂に50歳です。

The Smiths時代に比べると
ソロになってからの作品は今ひとつしっくり来なくて
90年代中頃からは追いかけていませんが
今年2月に8枚目のアルバム
「Years of Refusal」が発売になっています。

ソロ作品は米国でも健闘しているらしく
今回はBillboardで11位まで上がったようです(英国は3位)。

Unhappy Birthday ↓
http://www.youtube.com/watch?v=kVLrA0yCtP4

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Tuxedomoon / In A Manner Of Speaking

2009-05-16 19:39:42 | 今日の一曲

今朝方少しだけ触れたTuxedomoon。
割と最近、再結成して結構人気が出ているようですが
これはバンド中期の85年のアルバム
『Holy Wars』=写真=に収録されています。
このサンフランシスコ出身の耽美派バンドを象徴するかのような
妖しい美しさを持っている曲です。
Crépusculeと並ぶベルギーのブリュッセル発インディーズ・レーベル
Crammed DiscsのCramboyレーベルから。

実は前回の下の方でリンクを張った曲「St. John」も
同じアルバムに収められているのですが
その「St. John」はSteven Brown、
今回の「In A Manner Of Speaking」はWinston Tongと
この当時の2大看板ヴォーカリストが
それぞれ歌っています。

Winston Tongのヴォーカルは
Steven Brownよりもしっかりとした存在感があります。
ヴォーカル兼パフォーマンス・アーティストで
このPVではタイプライターを叩いています。

O give me the words
Give me the words
That tell me nothing
O give me the words
Give me the words
That tell me everything
俺に言葉をくれ
何も語らない言葉をくれ
俺に言葉をくれ
すべてを語る言葉をくれ

この人が歌うと、歌詞以上にかなりの重みがあります。

その少し前にはThe Pale Fountainsと同じレーベル
Operation Twilightにいたとはとても思えない音楽性ですが
「St. John」でのトランペットの入れ方などを聴くと
意外と似ている部分もありそうです。

「In A Manner Of Speaking」↓
http://www.youtube.com/watch?v=U2xs8NauMNk
http://www.youtube.com/watch?v=1ak1bckaKS4

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Taken By Trees / Lost and Found

2009-05-04 00:03:23 | 今日の一曲

昨日のCamera Obscuraニュー・アルバムのところで触れた
The Concretesのヴォーカリスト兼ソングライターを
11年間務めたVictoria Bergsman。
06年のPeter, Bjorn & Johnの口笛ソング
Young Folks」に参加している女性ヴォーカルの人です。

そのVictoriaがバンドから離れて
ソロ・プロジェクトTaken By Treesとして07年に活動開始、
デビュー曲が「Lost and Found」でした。

その後のファースト・アルバム「Open Field」も購入し
当時もそこそこ好きな1枚でしたが
最近になって改めて聴いているところです。

「Lost and Found」はそのアルバムにも収録されている
ゆったりとした癒される曲ですが
この曲の作者が実はCamera Obscuraの
Tracyanne Campbellなのです。

そしてその数ヵ月前に発売された
Camera ObscuraのEP「Tears For Affairs」に収録のヴィデオ
「Lloyd, I'm Ready To Be Heartbroken」(alternative version)
ディレクターがVictoria Bergsmanという関係にあります。

音楽性から歌っている時の表情や雰囲気まで
なんとなく瓜二つの2人です。
 
Lost and Found ↓
http://www.youtube.com/watch?v=bAOmO3eqZKs


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Nick Lowe / Cruel To Be Kind

2009-04-30 00:02:09 | 今日の一曲

アーティストとしてよりも
Damned、Elvis Costello、The Pretendersの
プロデューサーとしての方が有名な
Nick Loweの代表曲で、79年に全米でも12位まで上がりました。
Beatlesフォロワーと言ってしまえばそれまでですが
今聴いてもエヴァーグリーンな魅力がある曲です。

しかし、なぜこの曲を取り上げたのかというと
それは三遊亭円丈の「恋のホワン・ホワン」のせいなのです。

円丈さんの落語は昔から割と好きで
「恋のホワン・ホワン」(81年)という曲を
出したことは知っていたのですが
それがまさか「Cruel To Be Kind」のカヴァーだったとは。
つい最近知ってショックを受けています。

おまけに、その曲も収録された
CD「リハビリテーション」が今年3月に紙ジャケで発売。
結構気になる内容なので購入を検討しています。

「恋のホワン・ホワン」は
歌が上手いとか下手とかよりも以前の問題がありそうです。
歌詞にも出てきますが
あなたの歌唱力は「君にはお手上げ」です。

Nick Lowe ↓ 
http://www.youtube.com/watch?v=b0l3QWUXVho
三遊亭円丈 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=vtIBDVbxIOM

コメント (2)
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Camera Obscura / I Love My Jean

2009-04-14 00:23:31 | 今日の一曲

最近のCamera Obscuraも良いですが
少し前のもっとシンプルな頃も結構好きです。

これはセカンドとサードの間の05年春の曲。
英インディーズ・チャートの何十何位だかに入る
このバンド最大のヒットになっています。

カップリングの「A Red, Red Rose」ともども
18世紀のスコットランドの詩人Robert Burnsの詩に
Tracyanneが曲を付けています。

ところで、4枚目のアルバム「My Maudlin Career」、
今月21日の発売なのでそろそろ予約をしなければと思い
Amazonのページに行ってみたら1472円でした。
送料無料には28円ばかり足りなかったので
なにか一緒に買うものはないかと物色していたら
少し本を買いすぎてしまいました。

「I Love My Jean」↓
http://www.youtube.com/watch?v=2QcKqL-1QmQ

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EPDM / God Knows(You gotta give to get)

2009-04-06 00:11:41 | 今日の一曲


05年11月発売の3曲入りEP
「You gotta give to get」に収められた
El Perro del Marの代表曲です。

スウェーデンでのデビュー・アルバム
「Look! It's El Perro Del Mar!」は05年5月発売。
つまりこの曲は収録されていません。

翌06年4月に英国に進出。
Memphis Industriesから発売された英国デビュー・アルバム
「El Perro Del Mar」には収録されています。

この声とこの曲とこの雰囲気、
そしてÅsa Arnehedによるアニメーションのヴィデオ、
2001年以降現在までのすべての曲のうち
個人的ベスト・ソングは実はこの曲だったりします。


↑「Look! It's El Perro Del Mar!」

「El Perro Del Mar」↓

God Knows(You gotta give to get)↓
http://www.youtube.com/watch?v=vr8WcwOKqxo

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてEl Perro del Marの曲で
2番目に好きなのがやはり初期の曲「It's All Good」。
YouTubeにこの曲を効果的に使った
こんなヴィデオがありました。
http://www.youtube.com/watch?v=p-mU1zGg7J4

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Rough Bunnies / Dance With Your Shadow

2009-03-21 02:24:33 | 今日の一曲

このブログには何度も登場している
スウェーデン・マルメのAnna(g)とFrida(ds)による
従姉妹デュオRough Bunnies。
彼女たちの(個人的)名曲「Dance With Your Shadow」を
YouTubeに投稿した人がいました。

CD-R専門のレーベルBedroomから05年に発売された
サード・アルバム「Rough Bunnies Saved My Life」収録曲ですが
その年の夏頃に海外のMP3ブログで初めて聴いて
とても気に入った曲です。

残念ながらFridaのお母さんのコンピュータが
(火事で)壊れてしまったために
現在ではすべての作品が入手不可能となってしまったようです。
いわばこの曲は幻の名曲(?)です。

「Dance With Your Shadow」↓
http://www.youtube.com/watch?v=KpXM-o2yB8Q
ライヴ映像 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=R_q3Xj1YlQo

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Everything But The Girl / Don't Leave Me Behind

2009-03-10 00:05:36 | 今日の一曲

86年だったと思いますが
日本テレビで深夜1時頃に洋楽のビデオ・クリップ
1曲分を流す短い番組がありました。

週1回だったのか、もっとやっていたのか忘れましたが
流れる曲はThe Cureの「Boys Don't Cry」か
Everything But The Girlの「Come on Home」でした。
その2曲が1回おきに繰り返しかかっていました。

見るとはなしに何となく毎回テレビがついていて
見てしまっていたのですが、ある日新しい曲が加わりました。
それが当時のEverything But The Girlのニュー・シングル
「Don't Leave Me Behind」でした。

それからは「Boys Don't Cry」と「Don't Leave Me Behind」が
しばらく交互にかかるようになりました。

EBTGのシングル曲の中では目立たない部類に入ると思いますが
結構好きな曲です。

「Don't Leave Me Behind」↓
http://www.youtube.com/watch?v=IMe2sctndSg

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Fra Lippo Lippi / Shouldn't Have To Be Like That

2009-02-27 00:11:09 | 今日の一曲

四半世紀も前のことなので細部は違っているかもしれません。
確か隔月刊くらいの発行だったと思いますが
85年頃創刊したヤマハの「MIDI」という雑誌がありました。

今では音楽雑誌というものを全く読まなくなりましたが
当時はミュージック・マガジン、フールズメイト、ロッキング・オンあたりを
よく読んでは洋楽の情報を仕入れていました。
そんな頃に登場したのがこの「MIDI」という雑誌です。

装丁がきれいで、紙質も良く、写真が結構凝っていて
何よりも取り上げるアーティストが他誌とは一線を画していました。
インタヴューでは来日したAnna Domino、
新譜情報ではVirginia AstleyのEP「Melt The Snow」を、といった具合で
他誌にはあまり載らないニューウェイヴ寄りのポップな
マイナー・アーティストの情報が充実していました。

何号目かで紹介されたのがノルウェーの2人組Fra Lippo Lippiです。
ちょうどその少し前にピーター・バラカンのテレビ番組
ボッパーズMTVで「Shouldn't Have To Be Like That」のヴィデオが流れ
かなり気になっていたところだったので、タイムリーな記事でした。
その雑誌、かなり前にまとめて処分してしまったのですが
確かその記事はとても綺麗な写真と文章が載っていたと思います。

残念ながらその雑誌、その後すぐに休刊することになってしまったわけですが。

Shouldn't Have To Be Like That ↓ 
http://www.youtube.com/watch?v=9ICMtjPJEbQ

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December, 1963 (Oh What A Night)

2009-02-13 00:14:33 | 今日の一曲

62年の「Sherry」を皮切りに
「Candy Girl」「Walk Like A Man」「Let's Hang On」など
60年代にヒットを連発したFrankie Valli & The Four Seasons。
しばらく低迷した後
75年の「Who Loves You」に続いてヒットしたのが
この「December, 1963 (Oh What A Night)」、
邦題「1963年12月(あのすばらしき夜)」です。

76年に全米、全英シングル・チャートで1位を記録、
70年代通してみても指折りの名曲といって良いと思います。
イントロを聴くだけで心がウキウキしてきます。
さらに約20年後の94年にリヴァイヴァル・ヒットしました。

余談ですが、ヴォーカルのFrankie Valliも
この曲の少し前、75年に「My Eyes Adored You」(瞳の面影)で
全米チャート1位を獲得。
78年には「Grease」(同名映画の主題歌)が再び1位まで上がっています。

The Four Seasons ↓
http://www.youtube.com/watch?v=r8QFNrTq9oo


******************************


そしてこの曲を最近カヴァーしたのが
スウェーデンのアーティストTimo Räisänen。
昨年11月リリースのカヴァー・アルバム
「…and then there was Timo」には収録されていませんが
第1弾シングル「About You Now」のカップリング曲になっていて
こちらもナイス・カヴァーです。

Timo Räisänen ↓ 
http://www.klicktrack.com/klicktrack/releases/timo-raisanen/about-you-now/2

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