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3/22 家内と音楽鑑賞 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団

2014-03-20 20:57:01 | 日記

◎ 2014年3月22日(土) 巨匠フェドセーエフによる  リハーサル

            「ベートーベン&チャイコフスキー交響曲第4番対決

     

  チャイコフスキーの4番は「後期三大交響曲」のはじめを飾る一曲。

  ロシア民謡のフレーズが多用され、ドラマティックな展開が人気です。

  冒頭に登場する主題が「運命」と名付けられ、ベートーベンが5番「運命」で示し

  た「逃れることのできない運命に立ち向かう」という図式を意識し作曲されたと言

  われています。

  この日、驚いたことは、ロシアのプーチンさんがウクライナのクリミア半島を占拠し

  ようとしているとテレビや新聞に報道された日です。フェドせーエフ指揮者(ロシア

  人)がにこやかに「芸文センターにお越しいただいたみなさまに、御挨拶を申し上

  げます。と丁寧にお辞儀をされ、(ようこそ、今日のコンサートにご参加いただき

  変しく思います)」と御挨拶されました。

  それから、おもむろに曲が始まると、いかにもロシア人らしい雄大な大陸から流れ

  てくる夜明けの大気・風景が甦るようなチャイコフスキーのメロディーが惜しげもな

  く奏でられるのです。音楽は戦争も、嫌なことも 吹き飛ばし、人と人の心を紡いで

  くれるものだと改めて感じいりました。

  彼の指揮する交響曲は、ダイナミックで力溢れる調べと、人の心を高揚させる力強

  い魂を彷彿とさせるものでした。

 

          エパミナンダスな老人より 

   


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