◆2007年日本ダービーの枠順
1-1 タスカータソルテ(牡3、武豊・藤原英昭)
1-2 ゴールドアグリ(牡3、勝浦正樹・戸田博文)
2-3 ウオッカ(牝3、四位洋文・角居勝彦)
2-4 ゴールデンダリア(牡3、柴田善臣・二ノ宮敬宇)
3-5 トーセンマーチ(牡3、内田博幸・萩原清)
3-6 マイネルフォーグ(牡3、川田将雅・宮徹)
4-7 フィニステール(牡3、藤田伸二・藤原英昭)
4-8 ドリームジャーニー(牡3、蛯名正義・池江泰寿)
5-9 ヒラボクロイヤル(牡3、武幸四郎・大久保龍志)
5-10 プラテアード(牡3、北村宏司・藤沢和雄)
6-11 ナムラマース(牡3、藤岡佑介・福島信晴)
6-12 サンツェッペリン(牡3、松岡正海・斎藤誠)
7-13 ローレルゲレイロ(牡3、池添謙一・昆貢)
7-14 アドマイヤオーラ(牡3、岩田康誠・松田博資)
7-15 フサイチホウオー(牡3、安藤勝己・松田国英)
8-16 アサクサキングス(牡3、福永祐一・大久保龍志)
8-17 ヴィクトリー(牡3、田中勝春・音無秀孝)
8-18 フライングアップル(牡3、横山典弘・藤沢和雄)
◆昨日までのピックアップ馬<8頭>
1-1 タスカータソルテ
2-3 ウオッカ
2-4 ゴールデンダリア
5-9 ヒラボクロイヤル
6-12 サンツェッペリン
7-14 アドマイヤオーラ
7-15 フサイチホウオー
8-17 ヴィクトリー
◆能書き
◇今回逃げるのは、12番サンツェッペリンと16番アサクサ
キングスの2頭。サンツェッペリンは皐月賞で逃げ粘って
万馬券を演出し結果を出しているからには、大一番で戦法
を変えられない。アサクサキングスは瞬発力に欠けるのが
分かっているだけにいちかばちかでの逃げに打って出る。
鞍上福永はスタートが上手なので出遅れの可能性も低い。
むしろ出負けがあるとすればサンツェッペリンのほうか?
皐月賞は120点の騎乗で惜しい2着にきたが、鞍上の経
験値のなさも加味し、12番サンツェッペリンについては、
無印とする。
◇17番ヴィクトリーもいきたいクチではあるが、気性がハ
ンパでなく荒い馬がゆえに、20万人の観客が醸し出す異
様な雰囲気に包まれる東京競馬場スタンド前の外枠でタイ
ミング良くスタートできる確率は3割程度。まあ、内側の
枠だと出負けした場合一旦下げないといきたいポジション
に位置取りできないが、外枠ゆえスタートの不利があった
としてもその影響は最低限には収まるだろう。道中いい位
置をとるためにはスタート直後に少し仕掛けなければなら
ないが、ポジションが決まった後落ち着いて折り合いがつ
くかどうか。皐月賞では、3コーナーからゴール直前まで
右手前のまま走りきったらしく、能力の高さが窺える。
血統的な底力と能力の高さはあるものの、気性面の危うさ
と展開面の不利を考慮して、▲印まで。
◇1番タスカータソルテは本来なら2番手の内ポケットを
とりたいところで、武豊は押していくだろうが、今まで岩
田はそういう騎乗をしてきておらずワンパターンの後方待
機で直線前がバテれば差し届く、という競馬しかしてきて
いない。好位からの競馬を突然この大一番で試みても馬自
身が反応しないだろう。したがって、武豊はあきらめて後
方待機策で直線のイン差し一発にかけるしかない。
馬自身の能力値はさほど高いとは思わないが、先行馬がバ
テる展開になれば、インベタできっちり2400mを走りきる
のならば、アタマにくることはないが馬券圏内に絡む可能
性もある。3着候補としてのかなり低い△の評価。
◇逃げ馬3頭の直後、ベストポジションである2番手内ポ
ケットに入るのは、3番ウォッカと4番ゴールデンダリア。
15番フサイチホウオーは、12番・16番・17番と逃げたい馬
に囲まれているためスタート直後は一旦押さえる挙動が必
要となる。その後好位置をとりにいってうまく馬群にもぐ
り込めるかどうか。ここまで内枠発走のケースが多く、馬
群の中に位置取りするにはさほど苦労をしていないだろう
と推測するが、周辺の逃げたい馬がノシをつけて先行し、
前の視界が開けた時にうまく折り合いがつくのか、それと
も逃げ馬にくっついていってしまう恐れはないのか、鞍上
アンカツのさばき具合に着目してみたい。
展開面や馬の能力での不安は少ない。○の評価。
◇14番アドマイヤオーラは鞍上が武豊から岩田へ衝撃的な
乗り代わりとなった。武豊のHPによれば「オーナーサイ
ドからの通告があった」とのこと。今週の競馬ブックには
皐月賞を勝ったヴィクトリーのオーナーである近藤英子氏
(アドマイヤのオーナー近藤利一氏の妻)のインタビュー
が掲載されており、こんなくだりがある。
『主人のアドマイヤオーラは1番人気でしたからプレッシ
ャーがかかっているようでした。でも、あの人はレースの
3日位前から自身にプレッシャーをかけて楽しんでいるよ
うに思います。携帯電話でオッズをみてみたり、緊張して
みたり(笑)』
近藤利一氏は、皐月賞終了後はヴィクトリーのオーナー
である妻や鞍上の田中勝春を祝福していたそうだが、やは
り腹に据えかねて今回の乗り替りになったのだろうと思う。
◇確かに皐月賞のアドマイヤオーラはフサイチホウオーを
意識したような後ろ過ぎる位置取りとなり、結果的に前残
りを許してしまった。もし、武豊が「展開のアヤで皐月賞
の位置どりは後方になってしまった」というのなら、弥生
賞でキツイ競馬を経験させるトライをしたことが何の意味
もなくなる。ただ、ひょっとしたら弥生賞の結果で武豊が
「ココナッツパンチにここまで詰め寄られるということは、
アドマイヤオーラは先行させたら全能力を発揮させること
はできない。勝つために皐月賞では後方待機策にしよう」
と判断したことも想定される。
◇今回の乗り替りの経緯を考慮すれば、岩田はオーナーを
納得させるためには、先行策をとらざるを得ない。そして、
武豊の見立て(推測の)に狂いがなければ、アドマイヤ
オーラがスタート直後に先行策をとったその瞬間に、2分
後に府中の長い直線で早々と馬群に飲み込まれるシナリオ
のカウントダウンが始まる。
評価は、限りなく無印に近い△。
◇今年のダービーは先行した馬にはかなりつらくなる展開
だろうと、推測する。したがって、穴馬は馬自身と騎手の
両方の要素で差し届く可能性がある馬をピックアップした
い。
4番ゴールデンダリア(柴田善臣)
9番ヒラボクロイヤル(武幸四郎)
8番ドリームジャーニー(蛯名正義)
の3頭を押さえる。
◆評価
◎ 3ウォッカ
○ 15フサイチホウオー
▲ 17ヴィクトリー
△ 4ゴールデンダリア
△ 9ヒラボクロイヤル
△ 8ドリームジャーニー
さらに一枚落ちの評価で
△ 1タスカータソルテ
△ 14アドマイヤオーラ
◇牝馬の場合、3才秋の秋華賞では夏競馬で古馬混合の
1000万条件を勝ちあがった馬は十分馬券圏内にくるこ
とができる。2才暮れ時点ですでに古馬1500万条件と
同等のタイムを叩き出していたウォッカが牡馬に混じって
どんな成績を収めることができるのか。桜花賞の着差を考
慮すれば、先週のオークスが2分25秒3で決着したので
あれば、単純計算ではウォッカはそれより1秒近くタイム
を短縮できるはず。ウォッカが2分24秒前半で走りきっ
た時に、その前にいることのできる馬はどれか?というの
が今回の予想の骨子である。ディープインパクトに勝てる
牝馬も存在する、というのが凱旋門賞の結末だった。
歴史的名牝の誕生に期待したい。
1-1 タスカータソルテ(牡3、武豊・藤原英昭)
1-2 ゴールドアグリ(牡3、勝浦正樹・戸田博文)
2-3 ウオッカ(牝3、四位洋文・角居勝彦)
2-4 ゴールデンダリア(牡3、柴田善臣・二ノ宮敬宇)
3-5 トーセンマーチ(牡3、内田博幸・萩原清)
3-6 マイネルフォーグ(牡3、川田将雅・宮徹)
4-7 フィニステール(牡3、藤田伸二・藤原英昭)
4-8 ドリームジャーニー(牡3、蛯名正義・池江泰寿)
5-9 ヒラボクロイヤル(牡3、武幸四郎・大久保龍志)
5-10 プラテアード(牡3、北村宏司・藤沢和雄)
6-11 ナムラマース(牡3、藤岡佑介・福島信晴)
6-12 サンツェッペリン(牡3、松岡正海・斎藤誠)
7-13 ローレルゲレイロ(牡3、池添謙一・昆貢)
7-14 アドマイヤオーラ(牡3、岩田康誠・松田博資)
7-15 フサイチホウオー(牡3、安藤勝己・松田国英)
8-16 アサクサキングス(牡3、福永祐一・大久保龍志)
8-17 ヴィクトリー(牡3、田中勝春・音無秀孝)
8-18 フライングアップル(牡3、横山典弘・藤沢和雄)
◆昨日までのピックアップ馬<8頭>
1-1 タスカータソルテ
2-3 ウオッカ
2-4 ゴールデンダリア
5-9 ヒラボクロイヤル
6-12 サンツェッペリン
7-14 アドマイヤオーラ
7-15 フサイチホウオー
8-17 ヴィクトリー
◆能書き
◇今回逃げるのは、12番サンツェッペリンと16番アサクサ
キングスの2頭。サンツェッペリンは皐月賞で逃げ粘って
万馬券を演出し結果を出しているからには、大一番で戦法
を変えられない。アサクサキングスは瞬発力に欠けるのが
分かっているだけにいちかばちかでの逃げに打って出る。
鞍上福永はスタートが上手なので出遅れの可能性も低い。
むしろ出負けがあるとすればサンツェッペリンのほうか?
皐月賞は120点の騎乗で惜しい2着にきたが、鞍上の経
験値のなさも加味し、12番サンツェッペリンについては、
無印とする。
◇17番ヴィクトリーもいきたいクチではあるが、気性がハ
ンパでなく荒い馬がゆえに、20万人の観客が醸し出す異
様な雰囲気に包まれる東京競馬場スタンド前の外枠でタイ
ミング良くスタートできる確率は3割程度。まあ、内側の
枠だと出負けした場合一旦下げないといきたいポジション
に位置取りできないが、外枠ゆえスタートの不利があった
としてもその影響は最低限には収まるだろう。道中いい位
置をとるためにはスタート直後に少し仕掛けなければなら
ないが、ポジションが決まった後落ち着いて折り合いがつ
くかどうか。皐月賞では、3コーナーからゴール直前まで
右手前のまま走りきったらしく、能力の高さが窺える。
血統的な底力と能力の高さはあるものの、気性面の危うさ
と展開面の不利を考慮して、▲印まで。
◇1番タスカータソルテは本来なら2番手の内ポケットを
とりたいところで、武豊は押していくだろうが、今まで岩
田はそういう騎乗をしてきておらずワンパターンの後方待
機で直線前がバテれば差し届く、という競馬しかしてきて
いない。好位からの競馬を突然この大一番で試みても馬自
身が反応しないだろう。したがって、武豊はあきらめて後
方待機策で直線のイン差し一発にかけるしかない。
馬自身の能力値はさほど高いとは思わないが、先行馬がバ
テる展開になれば、インベタできっちり2400mを走りきる
のならば、アタマにくることはないが馬券圏内に絡む可能
性もある。3着候補としてのかなり低い△の評価。
◇逃げ馬3頭の直後、ベストポジションである2番手内ポ
ケットに入るのは、3番ウォッカと4番ゴールデンダリア。
15番フサイチホウオーは、12番・16番・17番と逃げたい馬
に囲まれているためスタート直後は一旦押さえる挙動が必
要となる。その後好位置をとりにいってうまく馬群にもぐ
り込めるかどうか。ここまで内枠発走のケースが多く、馬
群の中に位置取りするにはさほど苦労をしていないだろう
と推測するが、周辺の逃げたい馬がノシをつけて先行し、
前の視界が開けた時にうまく折り合いがつくのか、それと
も逃げ馬にくっついていってしまう恐れはないのか、鞍上
アンカツのさばき具合に着目してみたい。
展開面や馬の能力での不安は少ない。○の評価。
◇14番アドマイヤオーラは鞍上が武豊から岩田へ衝撃的な
乗り代わりとなった。武豊のHPによれば「オーナーサイ
ドからの通告があった」とのこと。今週の競馬ブックには
皐月賞を勝ったヴィクトリーのオーナーである近藤英子氏
(アドマイヤのオーナー近藤利一氏の妻)のインタビュー
が掲載されており、こんなくだりがある。
『主人のアドマイヤオーラは1番人気でしたからプレッシ
ャーがかかっているようでした。でも、あの人はレースの
3日位前から自身にプレッシャーをかけて楽しんでいるよ
うに思います。携帯電話でオッズをみてみたり、緊張して
みたり(笑)』
近藤利一氏は、皐月賞終了後はヴィクトリーのオーナー
である妻や鞍上の田中勝春を祝福していたそうだが、やは
り腹に据えかねて今回の乗り替りになったのだろうと思う。
◇確かに皐月賞のアドマイヤオーラはフサイチホウオーを
意識したような後ろ過ぎる位置取りとなり、結果的に前残
りを許してしまった。もし、武豊が「展開のアヤで皐月賞
の位置どりは後方になってしまった」というのなら、弥生
賞でキツイ競馬を経験させるトライをしたことが何の意味
もなくなる。ただ、ひょっとしたら弥生賞の結果で武豊が
「ココナッツパンチにここまで詰め寄られるということは、
アドマイヤオーラは先行させたら全能力を発揮させること
はできない。勝つために皐月賞では後方待機策にしよう」
と判断したことも想定される。
◇今回の乗り替りの経緯を考慮すれば、岩田はオーナーを
納得させるためには、先行策をとらざるを得ない。そして、
武豊の見立て(推測の)に狂いがなければ、アドマイヤ
オーラがスタート直後に先行策をとったその瞬間に、2分
後に府中の長い直線で早々と馬群に飲み込まれるシナリオ
のカウントダウンが始まる。
評価は、限りなく無印に近い△。
◇今年のダービーは先行した馬にはかなりつらくなる展開
だろうと、推測する。したがって、穴馬は馬自身と騎手の
両方の要素で差し届く可能性がある馬をピックアップした
い。
4番ゴールデンダリア(柴田善臣)
9番ヒラボクロイヤル(武幸四郎)
8番ドリームジャーニー(蛯名正義)
の3頭を押さえる。
◆評価
◎ 3ウォッカ
○ 15フサイチホウオー
▲ 17ヴィクトリー
△ 4ゴールデンダリア
△ 9ヒラボクロイヤル
△ 8ドリームジャーニー
さらに一枚落ちの評価で
△ 1タスカータソルテ
△ 14アドマイヤオーラ
◇牝馬の場合、3才秋の秋華賞では夏競馬で古馬混合の
1000万条件を勝ちあがった馬は十分馬券圏内にくるこ
とができる。2才暮れ時点ですでに古馬1500万条件と
同等のタイムを叩き出していたウォッカが牡馬に混じって
どんな成績を収めることができるのか。桜花賞の着差を考
慮すれば、先週のオークスが2分25秒3で決着したので
あれば、単純計算ではウォッカはそれより1秒近くタイム
を短縮できるはず。ウォッカが2分24秒前半で走りきっ
た時に、その前にいることのできる馬はどれか?というの
が今回の予想の骨子である。ディープインパクトに勝てる
牝馬も存在する、というのが凱旋門賞の結末だった。
歴史的名牝の誕生に期待したい。
本日、ウオッカ快勝。
単勝3番のみ当たり。
ほとんど、元返しでしたが・・・
あなた、競馬結構判っている人だよ。
評価しますよ。本当に。
ウオッカに印付けるとすれば、◎(本命)
しかないよね。それか無印(切るか)どっちか。
どちらかの予想で通すのが、プロだものね。
私は、今回、フサイチホウオー中心の馬単
15→3(1,000円)15→17(4,000円)17→15(1,000円)15→9(1,000円)とウオッカ中心の馬券 単勝3番(1,000円)3→15(3,000円)総額11,000円購入しました。
単勝3番のみ当たりましたが、予想は2パターン考えていました。センス全くありませんでした。
あなたを見習わなければ・・・では、また。次週。