2010年G1第９弾・東京優駿渾身予想

◆2010年春G1も胸突き八丁。とうとうダービーの日がやって
きた。
　去年もコメントしたが、競馬サークルで暮らす人間にとっ
てダービーというのは特別な存在。したがって、その当事者
となる人達は、いかに平常心でこの日を迎えられるかによっ
て異なる結末を迎えることにもなる。

　古い話で恐縮ではあるが、ナリタブライアンが制したダー
ビーで２番人気となっていたのはナムラコクオーという馬で
当時はダービートライアルだったＮＨＫ杯を圧勝してここに
臨んできた。馬券神、その年はデビュー戦５着に負けたナリタ
ブライアンがダービーを制するのがどうにも我慢ができず、
無理やりそれをしのぐ馬をみつけようとしており、直前の
トライアルを制したナムラコクオーは、その要請にピッタリ
嵌る存在だった。
　当然のことながら、馬券神の馬券の軸はナムラコクオーか
ら流したものにしていたのだが、ダービーでは大外をブン
回したナリタブライアンが圧勝、ナムラコクオーは見せ場の
ない６着に敗れ去った。
　レース後の関係者コメントを確認すると、「上村は当日
朝から顔面蒼白で緊張の極地にあった」とのこと。当時
上村はデビュー３年目の若手のホープといわれた存在だった。
　その後、福永祐一もキングヘイローで上村を同じような
ヘマをしている。
　この経験で得たノウハウは「競馬人にとって特別の存在で
あるダービーにおいて、鞍上は重要な勝ち負けの要素となる」
ということ。
　天才武豊にして１２年、職人横山典にして２４年を要した。
ダービージョッキーとなるには、技術に加え精神的な強さと
運がなければその称号を得ることができないことが良く分か
る。その意味では、ＪＲＡ移籍の翌年にキングカメハメハで
ダービージョッキーとなったアンカツは別格。
　今回の予想では、騎手も重要な予想ファクターとして評価
項目に取り込むことにしたい。

◆いつもとは違い、まずは、騎手＆評価
　以下のいずれかの条件に適合しなければ１着にはなり得な
い。
　＜条件１：ダービージョッキー＞
　　四位洋文
　　横山典弘
　　藤田伸二
　＜条件２：ダービー掲示板経験＞
　　内田博幸
　　松岡正海
　　岩田康誠
　　後藤浩輝
　　江田照男
　　蛯名正義
　　福永祐一
　　和田竜二
　＜条件３：外国人＞
　　Ｃ．ウィリアムズ

　以上の３条件のいずれかに該当しなければ、まだダービー
で上位にくるのは早い、ということ。

　藤岡佑介、浜中俊、池添謙一、飯田祐史、戸崎圭太の５名
サヨウナラ。

◆いつもと違い、早くも結論

　①◎　9　ペルーサ
　②○　7　ヴィクトワールピサ
　③▲　6　アリゼオ
　④▲　12　ヒルノダムール
　⑤△　14　リルダヴァル
　⑥△　8　ローズキングダム
　⑦△　3　ルーラーシップ
　⑧△　5　コスモファントム

　あとは、資金配分でミスをしないということのみ。

◆資金配分＜89000＞
　◇単＋複＜200＞
　　9=@100
　◇馬連＜28000＞
　　7-9=10000、6-9=7000、9-12=5000、9-14＝3000、8-9=3000
　◇ワイド＜6000＞
　　6-9-12BOX@2000
　◇３連複＜20000＞
　　9-6,7,8,12,14-6,7,8,12,14,3,5×@1000
　◇３連単＜34800＞
　　9-6,7,8,12,14-6,7,8,12,14,3,5×@500
　　6,7,9-6,7,8,9,12,14-6,7,8,9,12,14,3,5×@100
　　9-6-7=1700、9-6-12=1600、9-7-6=1500、9-7-12=1400
　　7-9-6=1300、7-9-12=1200、6-9-7=1100、6-9-12=1000