あとりえ日記

しょうちゃんのひとりごとワールド。。
by shoko yukitake (hotaru)

コロー

2008-08-20 | アート
今日は、夕方から新宿で講演会を聞きに行くことに
なったので、ピアノレッスンを午前中に変更。
午前中、お盆休み明けで久しぶりのレッスンをしたあと
そのまま駅に向かって、東京へ。

講演会まで少し時間があったので
行きたいと思ってた
『コロー』~光と追憶の変奏曲~
観てきました。

上野の国立西洋美術館で。

今月末までだったので、観に行けてよかった~。


コローと関わりのある他の画家の作品も
一緒に展示されていたけど、主にコローの作品の
展示会は初めてだったので、コローの世界を
たっぷり観られてよかったです。。

有名な風景画の作品くらいしか知らなかったけど
他のたくさんの風景画と人物画も結構たくさんあって
すてきな作品をたっぷり楽しんできました。

父がよく「コローの絵は、どこか懐かしい風景で好きなんだ」と
言っていたけど、たしかに。。フランスの田舎ののどかな景色とか
森や池とか自然な景色を題材にしてて、描かれた場所は
もちろんフランスやイタリアとか、ヨーロッパなんだけど
どこかで見たことがあるような・・日本にもありそうな景色だからかな。。
光と影のコントラストがまるで目に映ったそのままの景色のように
描かれてる。。
コローは自然に限りなく近づけるように、追求していたようです。
絵じゃないみたい・・
でも写真とも違う・・

観てるうちに自然と吸い込まれそうな作品だった。


風景画家っていう印象が強かったコローだったけど
この『コロー展』のポスターは、人物画。
コローの描く人物画が観たかったっていうのも
今回絶対行きたいと思ってた理由の一つ。

ポスターになってた「真珠の女」も、もちろん素敵だったけど
他の人物画もやっぱりどれも自然に画面に溶け込んでる。
絵じゃないみたいに・・そこに居るような存在感。
写真とも違う。。
思わずじっと見入ってしまった。。


ゆっくりと観てまわって、満足。満足~♪
素敵だな~って思う作品をたっぷり観られるって幸せ♪
ちょっと贅沢な時間でした


しばらく絵、描いてないけど
また描きたくなってきた。。



「コロー展」を観たあと、新宿へ。。
今度、10月末から11月初旬で行く「リトミックのルーツを
辿る旅・・」で行く街(ドイツのヘレラウ)
についてのお話という講演会を聞いてきました。


リトミックを創ったエミール=ジャック=ダルクローズという人の
辿った道。。ダルクローズと言えば、ジュネーブっていう
知識の方が多くて、ヘレラウについては聞いたことあるな~
ってくらいだったけど、ヘレラウという街でダルクローズが
活躍して大きな影響を与えたこと、残した功績について・・
リトミックに携わる者としては、とっても興味深いお話でした。
こういう歴史的背景も知っておくべきことだな~と
思いながら聞いてきました~。
実際行く前に貴重なお話が聞けてとってもよかったです。。


今日はなんか、あちこち飛び回る一日でした~

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