あとりえ日記

しょうちゃんのひとりごとワールド。。
by shoko yukitake (hotaru)

山を描く。。

2007-10-08 | アート
久しぶりに、シュタイナー教育の「にじ工房」のお話。

夏は8月・9月と何かと忙しくて1回ずつしか行けなかった
ということもあって、このところちょっとゆっくりペースに
なってましたが、先週また久しぶりに行って来ました。

ちょっと間があいちゃったけど
ここ何回かは、”ぬらし絵”で「山を描く」ということをしています。

最初に全体を薄く黄色に塗ってから青で山を描いていきます。
山を描いた青から少し色を取って、山と山の間にも
山を描いて、遠くの山を表現したり・・

普段、山に囲まれたところに住んでいて
いつも山は見慣れてるはずなのに、描いて見ると
結構短調な山の連続になっちゃったりする。
最初描いた山はほんとに波?にも見えるような・・
毎日遠くに見えてるはずなのに、案外見てないのかなーと
思ったりした。

山の形もいろいろあっておもしろいと思ったけど
毎回、バックを薄い黄色に塗ったり
薄い紫で塗ったりするんだけど、これだけで
すごくイメージが変わる。
全体の温度や季節や時間・・。

イメージは人それぞれだから
先生もこれは「朝ですね」と言ったりはせずに
どう感じるか・・?ということに
意識を向けさせてくれます。

今回の山は、太陽も描きました。
実際ある景色をイメージするというより、
色が持つエネルギーとか
そのエネルギーが向かおうとしてる方向とか
そういうイメージを大事に描くということみたい。。

バックが黄色のバージョンとうす紫のバージョンで
太陽のイメージはだいぶ違ったんだけど・・
実際描いてみると、表現はなかなか難しかったです。。

「山を描く」シリーズを始め、
去年からの作品をやっとHPの方でまとめました~。
よかったらこちらもどうぞ♪


毎回、始まる前に「魂の暦」
(シュタイナーが記した1年間を一週間ごとに区切って
その時期にあった詩)という本を先生が
朗読してくださるのですが、
言葉の表現が少し難しかったり
抽象的で理解が難しいこともあるのですが
なんとなく、いつも季節と心の動きが合っていて
今はそんな時期なのかな~・・と納得したり
しています。

10月の今の季節。
夏は気持ちも開放的になって外へ向いていたものが
これからは内側に向かっていく季節なんだそう。

夏の間、太陽の光をいっぱい浴びて成長した
植物が実をつけて熟していったり、
葉っぱが色づいて、やがて枯れて地に戻る。。
一度死んで、また新しい命の誕生や芽吹くために備える・・
そんな生物たちのサイクルみたいに
今からは、そんな季節なのかも。
人も生き物も。

ちょっと落ち着いて、じっくり考えたり
周りから受けた影響を自分の中で、自分なりに自分のものにしていったり。

なるほどな~


そんな話を先生としながら
秋からは、また何か(やりたいこととか)ありますか?
と先生に聞かれたけど・・
結局、思いつくのは仕事のことばかり・・

も~~~

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